2012年12月23日
水の都、大阪で開催された第64回全日本総合選手権大会が、閉幕しました。
既にご存知かと思いますが、本日の男女決勝の結果です。
【女子決勝】
オムロン 20 ( 9- 9, 11-10) 19 北國銀行
※オムロンは、2年連続15回目の優勝
【男子決勝】
湧永製薬 28 (14-14, 14- 9) 23 トヨタ車体
※湧永製薬は、8年ぶり14回目の優勝
両チームとも激戦を制しての優勝。格別の味だったと思います。
オムロンは前日の準決勝で、広島メイプルレッズに土壇場で追いつき、延長戦で下しての今日の試合。大接戦の中、試合終盤相手のタイムアウト明けの攻撃をしっかり抑え、勝負強さを見せました。北國銀行は、終盤3連打で追い上げるもあと一本が出ませんでした。オムロンは大会前に行なわれた、アジア女子選手権に主力7人が出場し、大会前に合わせる時間が限られていた中での勝利は選手たちにとって特別のものだったようです。
湧永製薬はスタートダッシュが成功するも、トヨタ車体にじわりじわりと追い上げられ前半は同点で折り返します。後半開始に中浦選手が2連打し、そのまま終始安定したDFを披露して8年ぶりの全日本総合のタイトルを獲得しました。
前回の優勝も、ここ大阪。当時の優勝を知るメンバーは、古家、松村の2選手しかいませんが、若い力が成長しての優勝でした。
最優秀選手は、男子・谷村遼太(湧永製薬)、女子・藤井紫緒(オムロン)となりました。
谷村選手は、前日の準決勝に続き、今日の決勝もロング、ミドルとシュートが冴えていました。
女子の優秀選手賞の藤井選手はもはや説明の仕様がありません。ミドルのシュート決定力はずば抜けていました。プレッシャーのかかる場面で決める勝負強さも目立ちました。
決勝含む各試合の戦評などは、来年1月22日発売の2013年2月号にて掲載します。
年末年始を挟むため、通常の発売日より2日遅れます。ご了承ください。
今回は少し写真を多くアップします。
選手以外の場面を中心に撮りました。
胴上げされるオムロン応援団長
北國銀行応援団
トヨタ車体を応援した高校生
同じく地元の小学生
最優秀監督賞の副賞、折り畳み自転車を受け取る湧永製薬・玉村監督
最後は湧永製薬キャプテン志水選手のサムアップ
大会に出場した選手、監督、関係者の方々お疲れさまでした。
来年は愛知県での開催となります。