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2012年10月30日

新生・日本女子代表始動

2014年リオ五輪出場に向け、新生・日本女子代表が動き始めました。
今回の合宿は、12月7日からの第14回女子アジア選手権に向けた選考会で、10月29日から11月3日にかけて行なわれます。初日の10月29日に取材に行ってきました。
合宿のスタートはミーティングから。
栗山雅倫新監督が、自身の考え方や五輪に懸ける思いを選手たちに伝えます。
                      ミーティング中に熱く語る栗山監督
日本リーグが直前まであったため、この日は軽めの調整。大学生や新たな顔ぶれもいる中で、まずは選手の仲を深めるためのコミュニケーショントレーニング。
時間が経つにつれ初参加の選手からも徐々に笑顔がこぼれてきます。
ボールを使ったトレーニングも少し行ない、この日は約2時間の練習でした。
                   頭と身体を使うトレーニングを行なう選手たち
今回の選考会の注目メンバーは、高校生で唯一の選出となった佐々木春乃選手(富山・高岡向陵高校3年生)。
「先輩方全員が目標で、一緒に合宿できることをうれしく思います。今持っている力をすべて出したいです」
と意気込みを話してくれました。
前回のロンドン五輪予選をキャプテンとして経験した藤井紫緒選手(オムロン)は
「選考会ということで、これまでの経験を活かしたい。先のことよりもまずはこの合宿をがんばる。そして下の年代にもいろいろ教えたい」
と新たなスタートでの心境を語ってもらいました。また、アジア選手権については
「自分が選ばれるかまだわからないが、アジア選手権に出場してくるチームはだいたい同じ。その中で、しっかりと“勝つ”という意識を持っていきたい」
と話してくれました。
男子より一足早くスタートした日本女子代表ですが、この選考会を経て11月下旬にメンバーを絞り込んでもう一度合宿し、アジア選手権の開催地インドネシアへと乗り込みます。
リオへの第一歩が始まったこの日。栗山新監督と日本代表の船出に期待です。
女子アジア選手権の展望は、11月20日発売の本誌12月号で掲載します。


カテゴリー: 日本代表
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