2016年10月21日
第41回日本ハンドボールリーグ(JHL)は、10月22日と23日に第6週が行なわれます。
今週の注目は、男子首位・トヨタ車体と2位につける豊田合成の直接対決。4週目まで好調をキープしていた両チームですが、第5週でそれぞれ黒星を喫し、6位・湧永製薬まで勝点差わずかに2と混戦模様になってきました。
女子は、今週から2巡目に。女王・北國銀行が6連勝で首位に立っています。
第5週までの結果はJHL NEWSや、ダイジェスト映像をご確認ください。
第6週に行なわれる試合は以下のとおりです。
【第6週日程】
・10月22日(土)
埼玉・和光市総合体育館
14:00~ 大崎電気-北陸電力
愛知・ブラザー体育館
13:00~ ☆HC名古屋-オムロン
佐賀・神埼中央公園体育館
15:00~ トヨタ紡織九州-湧永製薬
宮崎・小林市市民体育館
17:00~ 豊田合成-トヨタ車体
・10月23日(日)
静岡・静岡市中央体育館
13:00~ ☆飛騨高山ブラックブルズ岐阜-北國銀行
15:30~ トヨタ自動車東日本-大同特殊鋼
三重・HOS名張アリーナ
15:00~ ☆三重バイオレットアイリス-広島メイプルレッズ
☆=女子
今週は男女合わせて7試合。
男子は車体-合成の首位攻防戦が見所になります。ともに前週敗れて迎えるこの一戦。9月の全日本社会人選手権では打ち合いの末、34-31で車体が勝利しました。車体はケガ人続出の中、門山、藤本、津屋らを軸に高い得点力を武器に勝ち星を重ねてきましたが、前週は大崎電気の前に歯車がかみ合わず今季初黒星。合成は湧永製薬に今季最低の24得点と封じ込まれました。この試合では両チームともに、攻撃陣の奮戦がポイントになるでしょう。
開幕2戦は1分1敗で出遅れたものの、前戦で車体を下して3連勝を飾り調子を上げてきている3位・大崎電気。平均失点は23.4点でリーグトップと守備が安定しています。今週は地元・埼玉で北陸電力と対戦。守護神・木村を中心に堅守速攻で4連勝を狙い、車体、合成を追撃します。連敗が続く北電は、藤坂ら若手の勢いがカギか。
トヨタ紡織九州-湧永はともに前週、白星を収めました。湧永は、安定したDFで勝利をつかみ、6位ながら首位・車体と勝点差2という状況。まだまだ上位進出の可能性を残しているので、失点を抑えて3連勝なるか。
紡織にとっては、堅牢な湧永DFを田中、八巻らで打ち崩せるかがポイントになるでしょう。社会人選手権では、30点を奪って湧永を下しました。いいイメージを持って、再び湧永撃破へ。
静岡では、トヨタ自動車東日本と大同特殊鋼が対戦。昨シーズン3位の東日本は、5試合を終えて勝点3の7位とDFが安定せず、なかなか流れに乗れません。前週は、琉球コラソンになんとか追いついて勝点1を持ち帰りました。大同戦で浮上のきっかけをつかみたいところ。
一方、大同は国体の関係などで約1ヵ月ぶりの公式戦。連戦続きの東日本と比べると体力面では優位に。ここから12月まで休みなしで試合が続くので、上位陣に離されないためにも、再開初戦は負けられません。
女子は開幕戦と同じカードの3試合が組まれています。
その中で3位と好調の三重バイオレットアイリスと、苦戦が続く5位・広島メイプルレッズの試合に注目が集まります。開幕戦では、三重が快勝を収め勢いに乗り4勝をあげるなど好スタートを切りました。敗れた広島は、開幕前の社会人選手権では準優勝でしたが、6試合を終えて2勝4敗と黒星が先行しています。ここまでの戦いは対照的な結果になりました。この試合も流れを変える一戦になるかもしれません。
HC名古屋はホームでオムロン戦。昨シーズンから得点が増え、失点が減るなど随所で改善が見られています。ホーム4連戦の2戦目、ファンに勝利を届けられるか。
女王・北國は静岡で飛騨高山ブラックブルズ岐阜と対戦します。北國は得意の堅守からの速攻が出れば、試合を優位に運べることでしょう。飛騨高山は6連敗と最下位に沈んでいますが、失点は多くありません。チャンスを逃さなければ金星も充分。
第6週の全7試合は、公式動画配信サイト『JHL TV』でインターネット配信されます。
見逃した場合は、アーカイブが残っているので、後日チェック可能です。
各チームの情報や、今シーズンの詳細日程は、JHL公式ホームページからご確認を。
JHL公式ホームページ:http://www.jhl.handball.jp
JHL公式Twitter:http://twitter.com/jhl_official
JHL TV公式サイト:http://www.jhltv.com