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2016年12月27日

男女ともに九州決戦に JOCカップ3日目

沖縄で開催中の第25回JOCジュニアオリンピックカップは、26日に決勝トーナメントの準々決勝、準決勝が行なわれました。女子は熊本と大分、男子は大分と福岡が勝ち上がり、決勝戦は男女ともに九州勢の対決になりました。

 

26日の試合結果は以下のとおり。

 

【男子準々決勝】

広島 23-22 富山
大分 21-16 埼玉
福岡 21-19 山口
浦添 20-19 香川

 

【男子準決勝】

大分 23-19 広島
福岡 24-23 浦添

 

【女子準々決勝】

熊本 20-14 愛知
東京 27-21 山口
大分 23-14 三重
石川 19-18 神奈川

 

【女子準決勝】

熊本 24-16 東京
大分 26-15 石川

 

 

男子準々決勝、準決勝は接戦ばかり。広島は富山に、浦添は香川に競り勝ちましたが、準決勝で大分、福岡にそれぞれ敗れ決勝進出ならず。準決勝の大分−広島は、終始大分がリードする展開に。広島もセンター小先を中心に反撃を試みましたが、大分の堅守を最後まで崩し切れませんでした。

同じく準決勝の福岡−浦添はシーソーゲームになり、どちらも抜け出せず緊迫した時間が続きました。残り5分を切って22−20と地元の浦添が決勝進出に王手をかけましたが、ここから福岡が底力を発揮。3連打で一気に逆転すると、ポスト江頭とのワンツーで抜けだした濵田のカットインでダメ押し。熱戦を制した福岡は初の決勝進出を決めました。

江頭のと絶妙なコンビネーションから決勝点をあげた福岡・濵田

江頭のと絶妙なコンビネーションから決勝点をあげた福岡・濵田

 

 

女子では優勝候補・熊本が2試合ともに後半途中まで競り合いましたが、ギアを上げて愛知、東京を突き放しました。どの選手がコートに立ってもハイレベルの試合を見せるなど層の厚さがめだちます。東京戦の終盤は相手のオールコート・マン・ツー・マンに対してGK柿添が中央を突破して得点を決める奇策も見られました。

決勝に勝ち上がったもう1チームは大分。準々決勝では三重に快勝すると、準決勝では石川に対して堅守速攻が冴えました。大分の決勝進出はじつに12大会ぶり。

走力で相手を圧倒した大分が決勝進出(写真は竹ノ下)

走力で相手を圧倒した大分が決勝進出(写真は竹ノ下)

 

 

男女ともに決勝戦は九州勢の対戦になりました。九州ブロック予選では福岡が26−23で大分を下し、女子は熊本が25−16で大分に勝利しました。果たして同じ結果になるか、それとも違った結果になるでしょうか。

 

 

また、この日は大会25回目の開催を記念して予選リーグ2位チームによる沖縄県協会会長杯争奪エキシビジョンマッチトーナメントが行なわれました。
男子は愛知、女子は富山がトーナメントを制しました。

前日の悔しい敗戦から気持ちを切り替え全員で戦った愛知(写真は森本)

前日の悔しい敗戦から気持ちを切り替え全員で戦った愛知(写真は森本)

 

キャプテン林(写真)がチームをリードしてエキシビジョンマッチトーナメントを制した富山

キャプテン林(写真)がチームをリードしてエキシビジョンマッチトーナメントを制した富山

 

 

いよいよ大会最終日。決勝戦も弊社Twitterで速報します。

大会の詳細は日本ハンドボール協会ホームページにて。


カテゴリー: 中学校
▶コメント » 1

One Response to “男女ともに九州決戦に JOCカップ3日目”

  1. 波多野剛大 Says:

    富山、残念…
    自分の時もだけど、何故かJOCでは富山は優勝できない…
    今年は近所の後輩の息子が出てたから特に応援してたけど…

コメント