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2017年1月28日

世界男子選手権準決勝 勝ったのはフランス、ノルウェー

フランスで開催中の世界男子選手権は1月26日に準決勝が行なわれ、開催国のフランスと、初のベスト4入りを果たしたスロベニア、スペインを1点差で下したクロアチアと、こちらも初めて世界選手権4強に進出したノルウェーがそれぞれ対戦しました。

試合開始からすさまじい声援を背に受け、ファブレガスのポストシュートで先制したフランスは、その後も堅いDFと力強いセットOFで前半11分6−2と快調にスタートします。

その後は徐々に落ち着きを取り戻してきたスロベニアが、センターのザラベクを軸に反撃。ドレネク、マルグッチらが4連取し、16分には6−7と一点差に迫ります。

しかし、地力に優るフランスを前に、なかなか追いつくには至らず、スコアはつねにフランスのリードで推移。31−25でフランスが勝利し、地元優勝まであと「1勝」となりました。

もう1つの準決勝・クロアチア−ノルウェー戦は、ノルウェーが前半は優位に試合を進めていきますが、エース・ドゥヴニャクが攻守ともに強力なリーダーシップで引っ張るクロアチアがしぶとく食らいつき、後半終盤に逆転すると、残り4分を切って22−20と2点リード。

これでクロアチアは有利な立場に立ったものの、ビョーンセン、サゴセンの得点で22−22と再び同点に。しかし、最後にクロアチアがドゥヴニャクからポストのムサへとつなぎ、7mTを獲得。ここでタイムアップとなり、決めればサヨナラ勝ちという場面に。スロワーはベテラン・ホルヴァト。これをノルウェーGKのベルゲルトが左足で見事セーブし、延長へ。

精神的に明暗が分かれた延長戦では、ノルウェーが冷静に試合を運び、クロアチアはステパンチッチが3回目の退場で失格。28−25でノルウェーがフランスへの挑戦権を得ました。

日本とグループリーグを戦った2チーム、フランスとノルウェー(写真)が決勝を戦うことに。

日本とグループリーグを戦った2チーム、フランスとノルウェー(写真)が決勝を戦うことに。

 

今大会も残すところあと2試合。3位決定戦が1月28日に、決勝戦が1月29日に行なわれます。


カテゴリー: 世界, 日本代表
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