2018年3月26日

春の王者をかけて熱戦が繰り広げられている第41回全国高校ハンドボール選抜大会（高校センバツ）。25日には女子２回戦16試合が行なわれ、初出場の旭丘（愛知）、明星（東京）が全国大会初勝利を手にしました。

女子２回戦の結果は以下のとおりです。

【女子２回戦結果】

富岡東 18-16 大谷
華陵 31-20 清水桜が丘
名経大市邨 21-19 夙川学院
高松商 22-18 高岡向陵
浦添商 23-20 福井商
旭丘 28-24 埼玉栄
立命館守山 29-19 境
大分 21-14 聖和学園
昭和学院 27-18 神戸星城
鹿児島南 25-17 日大山形
四天王寺 17-16 四日市商
浦添 28-17 今治東
飛騨高山 32-14 氷見
明星 23-21 小林秀峰
洛北 34-12 函館工
高水 24-20 不来方

初出場組の旭丘、明星がこの日から登場し、それぞれ埼玉栄（埼玉）、小林秀峰（宮崎）と戦いました。旭丘は駆けつけた応援団の後押しもあり、序盤から先行します。持ち味の判断力を活かした攻撃で埼玉栄ＤＦを攻略。後半中盤から相手の勢いに押されるも、冷静に対応し28−24で逃げ切りました。明星−小林秀峰のカードは接戦に。前半途中、小林秀峰が５点リードしますが、明星は守護神・佐藤の好セーブで流れをつかみ、５連取で同点に追いつきます。後半はそのまま一進一退の攻防が続き、残り時間１分を切ろうとしたところで、１点リードの明星は安部のシュートが決まり差を２点に広げて勝利を決定づけました。旭丘、明星ともにうれしい全国大会初勝利です。

関東女王・富岡東（群馬）は初戦の堅さが見られましたが、勝負どころを逃さず３回戦進出を決めました。名経大市邨（愛知）、浦添商（沖縄）、高松商（香川）、高水（山口）などが接戦を制して２回戦を突破。四天王寺（大阪）−四日市商（三重）は１点を争う好ゲームに。後半中盤、退場者を出した劣勢時に２点を奪った四天王寺がＧＫ前田、戎のビッグセーブで四日市商の猛追を振り切りました。

地元勢はともに２回戦で姿を消しました。近畿予選を制した夙川学院は、試合終盤に許したコンビプレーでの失点が響いて２点差で敗戦。神戸星城は１回戦突破の勢いを胸に、立ち上がりこそペースを握りましたが、昭和学院（千葉）の多彩な攻撃に対応できず９点差（18−27）をつけられました。

このほか、華陵（山口）、立命館守山（滋賀）、浦添（沖縄）、飛騨高山（岐阜）、洛北（京都）などが快勝を収めています。

旭丘は攻守において練習してきたことを出して全国初勝利を手にした（写真は福島）

競技３日目の26日には女子の３回戦８試合を予定しており、ベスト８をかけた戦いになります。各試合の結果は弊社Twitter、Facebookで速報予定。トーナメント、詳細日程は大会ホームページでご確認を。

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