2018年3月27日
兵庫で行なわれている第41回全国高校ハンドボールセンバツ大会(高校センバツ)は、26日に3日目が終了し、ベスト8が出揃いました。どの試合も5点差以内での勝敗と、白熱した試合が繰り広げられました。
男子3回戦の結果は以下のとおりです。
【男子3回戦結果】
駿台甲府 28-23 昭和第一学園
大体大浪商 32-27 総社
不来方 27-26 桃山学院
中部大春日丘 26-22 浦和学院
神戸国際大附 35-30 浦和実
大分 29-25 香川中央
大分雄城台 23-19 藤代紫水
氷見 26-23 九州産業
前回大会3位の氷見(富山)をはじめ大体大浪商(大阪)、中部大春日丘(愛知)、大分(大分)、大分雄城台(大分)などが3回戦突破を果たしました。
中でも1点差の緊迫した試合となったのは不来方(岩手)ー桃山学院(大阪)の一戦。序盤は取っては取られてのシーソーゲームとなりますが、16分8-8の場面から4連取した不来方が優位に立ちます。離されかけた桃山学院はDFシステムを4:2DFにして流れを変えます。粘り強いDFからじわりじわりと差を縮めていき、後半18分には22-23と1点差に。しかし、ここからあと1本が出ず、逆に不来方・安倍に得点を奪われてしまいます。その後も何度も同点を狙う桃山学院ですが、節目節目で得点を奪って逃げ切った不来方がベスト8進出を決めました。
駿台甲府(山梨)-昭和第一学園(東京)の関東対決は、ブロック王者の力を見せた駿台甲府が、相手の猛追を振り切りました。地元・神戸国際大附(兵庫)はDFからの速攻がよく決まり、序盤から優位に立ち、そのまま終始主導権を握り続け、浦和実(埼玉)を退けました。
27日はいよいよメダル獲得をかけた争いとなります。九州ブロック王者の大分ー前回大会準優勝の氷見のカードなど、4回戦の行方に注目です。
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