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2015年6月5日

女子ユニバーシアード代表も始動

5月27日から6月1日までの日本男子ユニバーシアード代表強化合宿(記事はこちら)に続き、女子のユニバーシアード代表も6月3日から東京・味の素ナショナルトレーニングセンターにて合宿を行なっています。

 

女子代表もターゲットにしているのは、来月に韓国で開幕する第28回ユニバーシアード競技大会。「学生のオリンピック」に初めてハンドボールが採用され、日本は男女ともに出場することとなりました。

 

合宿2日目では午後から東女体大を招き、30分ハーフの試合をしました。
集まったばかり、そしてケガ明けの選手もいることもあり、まだまだ本調子ではないようす。
試合中に出たちょっとしたズレを、合間合間で修正しようと積極的に意見をかわすシーンが見られました。上は社会人2年目、下は大学2年と幅広いメンバーになりましたが、年令の上下を問わず、いい雰囲気でした。

5月の社会人選手権で最優秀新人賞を受賞した河嶋(三重)は好調さをアピール

5月の社会人選手権で最優秀新人賞を受賞した河嶋(三重)は好調さをアピール

 

攻守で軸になる安倍(ソニーセミコンダクタ)は「集まってから初めての攻防練習だったので、今日はお互いに探りながらのプレーでした。もっとコミュニケーションを取っていきたいです」と前向きに取り組むようすが感じられました。

公私にわたってリーダーシップを発揮することに期待される安倍

安倍(写真)ら社会人2年目の選手たちは、公私にわたってリーダーシップを発揮することが期待される

 

今回、指揮をとるのは齊藤慎太郎監督(大同大女子部監督)。前回の世界学生選手権ではコーチを務めていました。
メンバー選考に関して「得点力のある選手を中心にノミネートした。世界学生の時以上にバランスよく、穴がないチームになったと思う」と充実の表情を見せ、「OFは精度の高いサイドシュート、ポストシュート、そしてバックプレーヤーはアウト側のカットインを中心に得点を重ねたい。DFでは相手に攻撃をさせないアグレッシブなスタイルで撹乱したい」とチームのコンセプトを話してくれました。
齊藤監督、選手ともに「メダル獲得」と大会での目標を力強く宣言。高い目標に全員が同じ方向を向き、チームを作り上げています。

チームのデキに手応えを感じる齊藤監督

チームのデキに手応えを感じる齊藤監督

 

女子のユニバーシアード代表は、この合宿を8日まで行ないます。今月下旬に予定されている直前合宿を経て、韓国へ飛び立ちます。

 

大会の1次リーグの組み合わせは以下のとおりです。

 

【女子1次リーグ組み合わせ】
A組:韓国、日本、中国、ウクライナ
B組:ブラジル、チェコ、スロバキア、北朝鮮
C組:ロシア、ハンガリー、ウルグアイ
D海:ルーマニア、モンテネグロ、セルビア

 

ユニバーシアードは、7月2日に開幕し、ハンドボールは6日から競技がスタートします。
大会の展望、男女のメンバー紹介は弊誌7月号(6月20日発売)で特集予定。


カテゴリー: 大学生, 実業団, 日本代表
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