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2015年8月25日

西條、明倫が春夏2冠達成 全中最終日

全中は8月24日に最終日を迎え、準決勝と決勝が行なわれました。

結果は以下のとおりです。

 

【準決勝】
男子
西條(富山) 32-18 岩国(山口)
矢巾(開催地) 26-23 板津(石川)

 

女子
明倫(福井) 31-25 朝明(三重)
平田(山口) 14-13 平針(愛知)

 

【決勝】
男子
西條 40-32 矢巾

 

女子
明倫 24-19 平田

 

男子準決勝は西條(富山)と岩国(山口)、矢巾(開催地)と板津(石川)の組み合わせとなりました。
西條-岩国は、立ち上がり互角な戦いをしていましたが、徐々に西條が引き離し、最終的に14点差をつけて勝利しました。開催地の準決勝進出とあって、矢巾を応援するたくさんの人が集まった矢巾-板津は、前半は板津が1点リードで折り返したものの、地元・矢巾が後半に逆転し、決勝進出を決めました。

 

男子決勝戦、春の中学生選手権大会(春中)王者の西條と地元・矢巾の対決は準決勝に引き続き、多くの矢巾応援団が集まる中で試合が行なわれました。前半7分5-5の同点の場面で、杉本、安平らで5連取した西條が抜け出し、その後も3連取、4連取に成功して21-11の大量10点リードで折り返します。後半、矢巾も意地を見せ、10分に海老子川、戸塚らで5連続得点して6点差まで詰め寄りましたが、西條は安平、窪田らで再び引き離しました。両者の得点を合わせると70点を超えるハイスコアのゲームは、西條が制し、春夏2冠を達成しました。

最後までチームをまとめ、春夏2冠に導いたキャプテン・安平

最後までチームをまとめ、春夏2冠に導いたキャプテン・安平

 

女子の準決勝は明倫(福井)と朝明(三重)、平田(山口)と平針(愛知)の戦いに。明倫-朝明は試合開始早々に明倫が竹内、横山らの速攻で朝明を突き放しました。それでも、朝明は明倫の酒井、久保にマン・ツー・マンDFをしかけ食らいつきましたが及ばず、明倫が勝ちあがりました。平田-平針は、同点で迎えた試合終了間際に平田が7mTを獲得し、試合が決まったかに見えましたが、平針GK吉岡が止め、延長戦にもつれ込みました。1点を争う激戦となりましたが、最後に平田の上村が得点を決め、決勝へと駒を進めました。

 

明倫-平田となった女子決勝は、開始25秒に竹内の得点で先制した明倫が、終始リードする展開となりました。明倫の7点リードで迎えた後半、平田は開始2分からの小野、岡田の3連取で明倫に迫りましたが、明倫も慌てず酒井、竹内が得点を決め、逆転を許しません。その後も19分、22分と上村の得点で2度3点差にまで詰め寄った平田でしたが、追いつくことはできず、24-19で明倫が優勝を決めました。この結果、明倫は男子・西條と同じく、春夏2冠を達成しました。

糸監督に駆け寄り、優勝を喜ぶ明倫の選手たち

糸監督に駆け寄り、優勝を喜ぶ明倫の選手たち

 

試合終了後に行なわれた閉会式では、男女の優秀選手が発表されています。
優秀選手は以下のとおりです。

 

【男子優秀選手】
清水裕翔(西條)
田上正徳(西條)
安平光佑(西條)
安倍凜太郎(矢巾)
戸塚蓮(矢巾)
牧野渓一郎(岩国)
中谷仁義(板津)

 

【女子優秀選手】
酒井優貴子(明倫)
久保奈津季(明倫)
竹内琉奈(明倫)
田村碧(平田)
岡田彩愛(平田)
山本眞子(朝明)
浦野詩織(平針)

 

大会の詳細は日本協会ホームページ、または大会ホームページをご覧ください。

日本協会ホームページ
http://www.handball.jp/games/2015/zenchu/2015zenchu.htm

大会ホームページ
http://www.zenchu-hand-hanamaki.jp/

全中の模様は、「スポーツイベント・ハンドボール2015年10月号」にて特集します。

※8/28 一部修正しました


カテゴリー: 中学校
▶コメント » 2

2 Responses to “西條、明倫が春夏2冠達成 全中最終日”

  1. domino Says:

    女子決勝戦
    平針は開始2分から…
    平田の間違えですね^_^;

  2. 編集部 Says:

    dominoさん
    大変失礼しました。修正しましたのでご確認いただければと思います。

コメント