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2015年9月18日

日本男子代表合宿リポート 予選に向けて試行錯誤

リオデジャネイロ・オリンピックアジア男子予選まであと2ヵ月を切り、だんだんと本番が近づいてきました。
予選に出場する日本男子代表は、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで9日から強化合宿を行なっています。8月のヨーロッパ遠征、今月初旬に行なわれた広島での合宿を経て、今回が7回目の強化合宿です。招集されたメンバーは、成田(フュクセ・ベルリンⅡ)を除いたヨーロッパ遠征組19選手に加え、前回の広島での合宿から新たに森、宮﨑(大崎電気)両選手が追加招集されています。

 

取材に訪れたこの日の午後の練習は、大崎電気とのトレーニングマッチを2本行ないました。大崎電気は、日本男子代表・岩本真典監督が総監督を務めるチームのため、積極的にパスカットを狙いにいくDFなど岩本監督の戦術をよく理解しています。今回の練習試合では、相手に戦術が読まれてしまっている中で、どのように戦うかが課題となりました。代表チームは、時間を区切って選手を入れ替え、さまざまな組み合わせで新しい戦術を試していました。まだ試行錯誤の段階で、DF、OFともに課題は残ったものの、引き分けで試合を終えました。

試合は引き分けに終わったが、「(OF面で)周りとのタイミングがつかめてきた」と話した渡部

試合は引き分けに終わったが、「(OF面で)周りとのタイミングがつかめてきた」と話した渡部

 

ケガが治り代表に復帰した森(中央)は、さっそく攻守でチームに貢献した

ケガが治り代表に復帰した森(中央)は、さっそく攻守でチームに貢献した

 

岩本監督は、「前回の合宿に引き続き、ヨーロッパ遠征でやってきたことを継続することと、それに上積みすることにトライしていったが、うまく出せなかった。次の合宿の準備に時間をかけていきたい」と合宿を振り返りました。

 

また、この合宿期間中に選手全員で、先日発生した大雨の影響で甚大な被害を受けた茨城県を訪問、ボランティア活動を行ないました。まだまだ人手が足りない現場で、選手たちは清掃活動や物資の配送を担当し、高智(トヨタ車体)は「作業効率が上がって助かったと言ってもらえてよかった」と話していました。

 

今回の強化合宿は18日が最終日。男子代表は今月末に再び合宿を行ないます。
詳細は日本協会HPをご覧ください。
リオデジャネイロ・オリンピックアジア男子予選の展望は10月発売の11月号に掲載予定です。
8月のヨーロッパ遠征については、9月19日発売の10月号でリポートしています。
10月号の購入はこちらから。

 

【合宿参加メンバー】
GK:甲斐昭人(トヨタ車体)、久保侑生(大同特殊鋼)、木村昌丈(大崎電気)
CP:石戸貴章、高智海吏、渡部仁、笠原謙哉(トヨタ車体)、加藤嵩士、千々波英明、藤江恭輔(大同特殊鋼)、植垣健人、信太弘樹、元木博紀、小室大地、石川出、森淳、宮﨑大輔(大崎電気)、山田隼也、濱口直大、玉井宏章(トヨタ自動車東日本)、棚原良(琉球コラソン)


カテゴリー: 日本代表
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