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2015年11月28日

JHL第3週展望 注目の一戦は大崎−車体

11月14日に開幕した第40回日本ハンドボールリーグ(JHL)は、28、29日に第3週4試合が各地で行なわれます。

 

【第3週日程】
・11月28日(土)
宮城・フラップ大郷21
13:00〜 トヨタ自動車東日本−トヨタ紡織九州
埼玉・和光市総合体育館
14:00〜 大崎電気−トヨタ車体
広島・湧永満之記念体育館
13:00〜 湧永製薬−豊田合成

・11月29日(日)
愛知・中村スポーツセンター
13:00〜 大同特殊鋼−北陸電力

 

第3週の中で一番の注目は、やはり28日の大崎−車体でしょう。昨シーズンのレギュラーシーズン1位と2位の対戦です。今シーズンは、5月の全日本社会人選手権、10月の国体で2度対戦し、1勝1敗。車体はここまで3連勝で首位に立っています。23得点で得点ランク3位につける左バック津屋を中心に藤本、内海の両サイドが得点を量産。徐々にケガ人が戦線復帰しているので、ここで敗れた国体の借りを返し、首位をがっちりキープしたいところ。一方、大崎は先週試合がなかったため、休養充分。左腕・東長濱が好調で、合成戦で8得点の石川も状態を上げています。ここで車体に黒星をつけられれば、これからの戦いで優位に立てます。
この試合でポイントになるのはGK。大崎・村上、車体・加藤とともにルーキーの先発が予想されます。流れを変えるセーブをどちらが先に見せるか。そして大崎は東、車体は松村とベテランが控えており、彼らが代わってコートに立った時も試合展開が大きく変わる可能性があります。

大崎・村上(写真左)、車体・加藤のGK対決に注目

大崎・村上(写真左)、車体・加藤のGK対決に注目

 

 

ここまで3連敗と勝ち星なく最下位に沈む紡織。28日に敵地へ乗り込み、東日本と対戦します。地元での大同戦(23日)では10点差の完敗を喫しているだけに、初勝利で復調のきっかけをつかみたいところ。
初のプレーオフ進出を狙う東日本は、開幕2連勝と絶好のスタートを切るも、合成に敗れ3連勝ならず。エース玉井、GK関口が攻守でチームを引っ張ります。とくに関口はここまでセーブ率40%を超えるなど絶好調。DFを起点にホームで3勝目をつかめるか。紡織側としては、いかに関口を攻略できるかが焦点になります。

 

紡織と同じく、いまだ初勝利を手にできていないのが湧永と北電。湧永は28日にホームで合成と、北電は29日に愛知で大同との試合を迎えます。
湧永はこの3試合、GK志水が奮闘するもなかなか結果に結びつかず。勝利には谷村、佐藤らバックプレーヤー陣の活躍が必要になるでしょう。対する合成は2連敗のあと2連勝と持ち直しています。センターに加え左サイドでもいぶし銀のプレーを見せる野田は決定率70%超え。右サイドの出村とともに安定した活躍を見せるのは今シーズンの強みです。どちらにとっても上位進出のために負けられない一戦です。

 

北電は連敗ながらも、いい内容のゲームが続いています。昨シーズンはケガに泣いたポスト小川を軸にOFを組み立て、DFでは3:2:1DFのトップを守る藤坂、2枚目に入る筒井らが連動して自分たちの時間帯が増えています。今シーズン、波のある大同相手に初勝利をめざします。
大同はこのあとの日本選手権によるブレイクまでに車体、琉球コラソン、大崎と上位候補との3連戦が控えているので、この試合で確実に勝点2を手にしたいところ。そのためには若いバックプレーヤー陣(久保龍、藤江、池辺)の安定したプレーは欠かせません。

左サイドの成田へつなぐ展開が増えれば北電のペースになる

左サイドの成田へつなぐ展開が増えれば北電のペースになる

 

 

なお、28日の湧永−合成の試合は、湧永によるUstream配信があります。配信はこちらから。

 

各試合会場へのアクセスやチームの情報はJHL公式ホームページ、Twitterにて。

JHL公式ホームページ:http://www.jhl.handball.jp

JHL公式Twitter:http://twitter.com/jhl_official


カテゴリー: JHL, 実業団
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