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2016年7月25日

ヒロシマ国際結果 男女ともに日本代表が制す

7月22日から広島・マエダハウジング東区スポーツセンターで行なわれた第21回ヒロシマ国際。今年は男女で開催され、男子3チーム、女子4チームが出場しました。

 

日本女子代表、広島メイプルレッズ、江蘇省(中国)、SKオーフス(デンマーク)の4チームによる女子は、2日目を終えた時点で全チームが1勝1敗で並ぶ大混戦になりました。迎えた最終日(24日)、江蘇省が広島に、日本代表がオーフスにそれぞれ勝利。2勝1敗で並びましたが、大会レギュレーションにより、直接対決で勝利していた日本代表が優勝しました。

 

日本代表・おりひめジャパンは6月末に就任したばかりのキルケリー監督のもと、多くのメンバーを試しながらの戦いになりました。初戦の広島戦はリズムが取れず黒星スタートとなりましたが、徐々に連携も高まり調子を上げていき、大山ら新戦力の活躍も光りました。オーフス戦では相手が半分以上の時間で7人攻撃を仕掛けてきましたが、ボールを奪ったらすぐにゴールを狙うという意識が徹底されており、快勝を収めました。

安定感が光った日本代表の右サイド池原。前回大会に続いて優秀選手に選ばれた

安定感が光った日本代表の右サイド池原。前回大会に続いて優秀選手に選ばれた

 

初代表ながらセンターで好プレーを見せ監督にアピールした日本代表・大山

初代表ながらセンターで好プレーを見せ監督にアピールした日本代表・大山

 

 

 

3チームで争われた男子は、まずは湧永がドイツから復帰した東江の活躍もあり、江蘇省に快勝。2日目はその湧永と日本代表が対戦しました。序盤からハイペースで進み、先行する日本代表を湧永が追いかけます。前半は日本代表が3点リード。後半もメンバーを入れ替えながら優位を保ちました。最終日はDFがよく機能した日本代表が江蘇省を圧倒。2連勝で大会を制覇しました。

ライン際で驚異的な粘りを見せた日本代表・加藤

ライン際で驚異的な粘りを見せた日本代表・加藤

銘苅(写真)らが守る2枚目のけん制が日本代表DFの生命線

銘苅(写真)らが守る2枚目のけん制が日本代表DFの生命線

 

【ヒロシマ国際結果】
〈男子〉
湧永製薬 29−23 江蘇省
日本代表 32−27 湧永製薬
日本代表 39−14 江蘇省

最終順位
1:日本代表、2:湧永製薬、3:江蘇省

〈女子〉
江蘇省 38−30 SKオーフス
広島メイプルレッズ 25−21 日本代表
SKオーフス 28−22 広島メイプルレッズ
日本代表 29−21 江蘇省
江蘇省 26−24 広島メイプルレッズ
日本代表 31−26 SKオーフス

最終順位
1:日本代表、2:江蘇省、3:SKオーフス、4:広島メイプルレッズ
※1−2位、3−4位は直接対決の結果による

 

 

また、大会後に優秀選手とMVPが発表されました。優秀選手は各チームから1選手、MVPは男女ともに優勝チームから選出。男子は2試合ともに安定した活躍が光った元木が選ばれました。女子はGKの白石。コートに立つ時間は限られていましたが、ナイスセーブでDFを引き締めました。

 

【優秀選手】
〈男子〉
チャン・チャー・ウェイ(江蘇省)
成田幸平(日本代表)
東江太輝(湧永製薬)

〈女子〉
トランボー・メッテ(オーフス)
ツォー・ジャー・チン(江蘇省)
池原綾香(日本代表)
高山智恵(広島メイプルレッズ)

【MVP】
〈男子〉
元木博紀(日本代表)

〈女子〉
白石さと(日本代表)

 

女子MVPの白石(左から2人目)と男子MVPの元木(左から3人目)

女子MVPの白石(左から2人目)と男子MVPの元木(左から3人目)

 

このあと男子は大分と熊本に、女子は福井、富山へ移動し、それぞれ親善試合と講習会を行なう予定です。

 


カテゴリー: JHL, 大学生, 実業団, 日本代表
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