中断前のラストゲーム　JHL第11週展望 | 編集部ブログ | スポーツイベント・ハンドボール編集部スタッフが取材のこぼれ話などをつづります

2016年11月25日

中断前のラストゲーム　JHL第11週展望

第41回日本ハンドボールリーグ（JHL）は、11月26日に第11週の４試合が行なわれます。今週が終わると男子も中断期間へ。ラストスパートへつなげるため、どのチームもいい勝ち方で締めくくりたいところ。その中で注目は、４位・琉球コラソンと５位・湧永製薬の直接対決。勝ったほうが４位でブレイク期間に入るため、重要な一戦になります。

第10週の結果はJHL NEWSでご確認ください。

第11週の日程は以下のとおり。

【第11週日程】
・11月26日（土）
埼玉・三郷市総合体育館
13：00～
大崎電気－トヨタ紡織九州

福井・北陸電力福井体育館フレア
13：00～　北陸電力－トヨタ自動車東日本

愛知・ＴＧアリーナ
14：00～　豊田合成－大同特殊鋼

広島・マエダハウジング東区スポーツセンター
13：00～　湧永製薬－琉球コラソン

現在、４位・琉球は勝点13、５位・湧永は勝点12とその差はわずかに１。勝ったほうが４位という状況で２度目の直接対決になります。
第一戦は、ホームの琉球が34－23と圧勝しました。湧永は開始15分で２点しか奪えず、終始苦しい試合となりました。今回ホームで戦う湧永は、立ち上がりには充分注意したいところ。湧永は、琉球戦以降の７試合で平均24失点とＤＦが安定し、ドイツから復帰した成田が軸のＤＦが固まりつつあります。このＤＦで平均約29得点とリーグ２位の得点力を持つ琉球ＯＦ陣を封じられるか。ＯＦではしっかりとフィニッシュまで持ち込み、相手の速攻を封じることも勝負のポイントになるでしょう。

湧永は成田（写真右）を軸としたＤＦが持ち味。堅守からリズムを作りたい

首位の大同特殊鋼は現在６連勝中。今週は６位・豊田合成のホームに乗り込みます。第一戦は、後半15分に５点差を逆転した大同が28－25で合成を下しました。
合成は第９週からホーム３連戦ですが、前２試合は勝利をあげられませんでした。この試合含め残りのホーム戦は２つ。強敵との戦いになりますが、勝利で再び勢いに乗れるか。

３位・大崎電気は８位・トヨタ紡織九州と、最下位に沈む北陸電力は、７位・トヨタ自動車東日本と、それぞれ地元での戦いになります。大崎以外の３チームは黒星が先行している状況で、とくに北電は１点差など惜しいゲームもありましたが、ここまで白星なし。ホーム４連戦の初戦となるこの試合で、手応えと結果を得られるか。須坂、池上、藤坂のバックプレーヤートリオを軸にスピードあふれる攻撃で相手ＤＦを崩せるかがカギになるでしょう。
大崎は前週、合成に逆転勝利を収め連敗を逃れました。中断明けには大同、トヨタ車体と上位陣との試合が待っているため、勝点２を上積みしたいところ。