2017年3月27日
兵庫で行なわれている第40回全国高等学校ハンドボール選手権大会(高校センバツ)は、26日に競技3日目が開催され、男女3回戦(16試合)が終了。ベスト8が出揃いました。男子は氷見(富山)-小林秀峰(宮崎)が延長戦に突入。女子も高水(山口)-浦添商(沖縄)のカードが最後まで拮抗した展開となるなど熱戦が続きました。
26日の試合結果は以下のとおりです。
【26日の試合結果】
▽男子3回戦
岩国工 31-27 駿台甲府
法政二 34-28 学法石川
愛知 34-16 川西緑台
氷見 38(延長)35 小林秀峰
洛北 32-20 明星
横浜創学館 30-28 桃山学院
北陸 30-27 昭和学院
藤代紫水 37-22 松山工
▽女子3回戦
水海道二 33-23 城北
名経大市邨 38-13 高津
不来方 32-30 浦添
明光学園 29-23 岩国商
洛北 22-18 玉野光南
大同大大同 30-22 日川
高水 22-21 浦添商
佼成女 25-18 四日市商
男子は前回大会王者の岩国工(山口)をはじめ、法政二(神奈川)、愛知(愛知)、洛北(京都)、藤代紫水(茨城)などが3回戦を突破しました。
前日、延長戦を戦った氷見はこの日も60分で決着つかず2日連続の延長戦へ。延長戦では足が止まり始めた小林秀峰に対して、清水のスカイプレーや朝野のミドルシュートなどが決まり、相手を突き放しました。
北陸(福井)-昭和学院(千葉)の好カードは、後半序盤に奪ったリードを活かした北陸が30−27で接戦を制しました。昭和学院は前半終了間際からエース青沼を負傷で約10分間出場できなかったことが響いて8強入りを逃しました。
女子は名経大市邨(愛知)が高津(神奈川)を試合開始から圧倒して快勝したのをはじめ、水海道二(茨城)、洛北(京都)、高水、不来方(岩手)の各地区女王が順当に勝ち上がりました。高水、不来方は、途中、相手にリードを許す場面もありましたが、その流れを断ち切って逆転勝利。とくに高水は、終盤の2度のピンチを切り抜け、1点差で4回戦進出を果たしました。
また、2回戦で北信越1位の高岡向陵(富山)を破り波に乗る大同大大同(愛知)は、3回戦でも勢いそのままに日川(山梨)を下しています。注目された四日市商(三重)-佼成女(東京)は、後半に接戦を抜け出した佼成女が4回戦へ。試合序盤のリードを守った明光学園(福岡)も8強入りを決めています。
競技4日目の27日は、男女4回戦8試合が行なわれます。男子は岩国工-法政二、女子は水海道二-名経大市邨のカードが、前回大会の男子準決勝、女子決勝と同じ組み合わせとなりました。4強に勝ち残るのはどのチームか。見逃せない戦いが続きます。
各試合の結果は弊社Twitterで速報します。
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