2018年4月4日

アジア選手権６位からの再起を誓う日本男子代表が再始動しました。３月末のJHLプレーオフ後から国内合宿をスタートし、４月４日からオランダに渡ってテストマッチを行ないます。

国内合宿には19選手が参加。今シーズンのJHLで新人賞を受賞した吉野（トヨタ車体）らが初招集されました。練習内容に大きな変化はなかったものの、ウォーミングアップから活気あふれていました。アジア選手権の結果を受け、練習の取り組み方から変えていこうという姿勢が選手たちから感じられました。

初招集の吉野は緊張もあったが徐々に持ち味を発揮。「雰囲気よく、伸び伸びプレーできている。オランダ遠征で自分のレベルを確認したい」と意気込み充分

また、今回の合宿にはアイスランド男子代表コーチの経験もあるオスカー・オスカルソン氏がチームに帯同しています。オスカルソン氏はおもにＧＫやＤＦの連携について指導し、選手たちから「かなり助かっている」との声も聞こえてきました。シグルドソン監督も「彼は北京オリンピック（2008年）で銀メダルを獲得するなど経験豊富なので、とくに若い選手にはその経験が役に立つだろう」と話しました。オランダ遠征にも帯同予定で、オスカルソン氏がチームにどのような影響を与えるでしょうか。

ＤＦとＧＫの連携を確認するオスカルソン氏（中央）

国内合宿のあと、日本代表はオランダに行き、オランダ代表のＡチーム、Ｂチーム、アイスランド代表Ｂチームと試合を行なう予定。シグルドソン監督は「相手の力はわれわれと同じくらいと思っているので、エキサイティングなゲームになるだろう。もちろん、すべての試合で勝つつもりで戦いたい」と緊迫したゲームの中で選手たちどれだけ力を出せるかに期待していました。

【日本代表メンバー】
ＧＫ：甲斐昭人、坂井幹、久保侑生
ＣＰ：高智海吏、笠原謙哉、成田幸平、信太弘樹、土井レミイ杏利、渡部仁、玉井宏章、元木博紀、酒井翔一朗、東江雄斗、吉野樹、玉川裕康、徳田新之介、部井久アダム勇樹、東長濱秀希、小室大地、濵口直大、杉岡尚樹
※土井、徳田はオランダ遠征から帯同。久保、東長濱、小室、濵口、杉岡は国内合宿のみ参加

【オランダ遠征試合日程】
・４月４日
オランダＢ－日本、オランダＡ－アイスランドＢ

・４月５日
オランダＢ－アイスランドＢ、オランダＡ－日本

・４月６日
アイスランドＢ－日本、オランダＡ－オランダＢ

・４月７日
３位－４位、１位－２位

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