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2018年4月24日

新戦力加わり世界ユースに向けて始動 女子ユース強化合宿リポート

8月の第7回世界女子ユース選手権(ポーランド)に出場する日本女子ユース代表(U-18)が、4月18日から22日の日程で東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を行ないました。

田中監督のもと、昨年のアジア女子ユース選手権で準優勝に輝き、7大会連続の世界ユース行きを決めた女子ユース代表。2月の選考合宿を経て、今回の合宿に20人が招集されました。世界ユースがインターハイ(7月27日~8月1日)直後の8月7日に開幕することもあり、この4月から大学に活躍の場を移した選手を多く呼んでいました。2月の段階ではコンディションにばらつきがあったものの、今回は「うまく調整してきてくれた」と田中監督。それぞれがいい状態でトレーニングに励んでいました。

女子ユース代表の指揮をとるのは田中監督。昨年から引き続き安藤コーチとタッグを組む

女子ユース代表の指揮をとるのは田中監督。昨年から引き続き安藤コーチとタッグを組む

 

今回の合宿ではOFがメインテーマに。セットOFでは2対2や2対1の動きに対して共通理解を持って取り組み、2次速攻では走り込むタイミング、コースなどを意識していました。また、合宿終盤には男子中学生チームとのトレーニングマッチを繰り返し、相手の高さやスピードに対応。上田(東海大)、平野(日川高)ら新しく入ったメンバーが持ち味を活かした動きを見せていました。

主軸として活躍が期待されるセンターの伊藤(関学大)は「昨年(アジアユース)に比べると、まだチームとしてはまとまっていない。得点も個の力で取っているだけなので、速攻を含め、組織的な動きで得点できるようになっていきたい」と今後のチーム作りで意識するポイントを語りました。

思い切りのよさが光った平野。右バック、右サイドの2つのポジションでプレー

思い切りのよさが光った平野。右バック、右サイドの2つのポジションでプレー

GKの上嶋は的確な位置取りでシュートをセーブし好調さをアピール

GKの上嶋は的確な位置取りでシュートをセーブし好調さをアピール

 

女子ユースは5月にもう一度強化合宿を行ない、7月に控えるU-22東アジア選手権(香港)に出場予定。世界大会を前に、実戦経験を積める貴重な機会となります。田中監督は「初めて海外で試合をする選手も多いので、海外の環境、レフェリーのジャッジ、相手の高さ、コンタクトの強さなどいろいろなことを肌で感じてほしい」と話しました。

 

【合宿参加メンバー】
GK:榊真菜(東女体大)、千葉夏希(不来方高)、柿添まどか(明光学園高)、上嶋亜樹(小松市立高)
CP:阿部美幸、紅林詩乃(早大)、伊藤愛莉(関学大)、抜水うらら、高木奈央、辻野桃佳(大体大)、上田遥歌(東海大)、田沼美津希(東女体大)、岡田彩愛、江本ひかる(高水高)、安田つぐみ(富岡高)、服部沙也加(四日市商高)、谷藤悠(不来方高)、宇治村唯(今治東高)、平野宗香(日川高)、橋口和佳奈(佼成女高)


カテゴリー: 日本代表
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