2015年6月22日
8月1日から大阪府で開催される第66回全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に出場する男女96校が出揃いました。
各都道府県予選を勝ち抜き、初出場を決めたチームは男女合わせて7チーム。青森南(青森・男子)、橿原(奈良・男子)、高知中央(高知・男子)、郡山女大附(福島・女子)は春夏通じて初の全国大会となります。
波乱が起きたのは、東京女子。3月に行なわれた第36回全国高等学校選抜大会(センバツ)で女王に輝いた白梅学園(東京)が予選敗退となりました。白梅学園を下したのは、昨夏の王者・佼成女(東京)。現チームになってからは、センバツ予選、春季大会で白梅学園に連敗していた佼成女でしたが、大一番で底力を発揮し、5年連続でインターハイ行きの切符を手にしました。
センバツ王者がインターハイを欠場するのは、男女合わせて今回で9回目。
同じく、全国屈指の激戦区である沖縄男子は、興南(沖縄)がセンバツ出場組の浦添(沖縄)、コザ(沖縄)を連破し26回目の夏舞台へ。興南はセンバツ出場を逃した悔しさを力に変えました。
センバツ上位組では、浦和学院(埼玉・男子)、北陸(福井・男子)、四日市工(三重・男子)らが順当に予選を突破。女子準優勝の小松市立(石川)も大阪行きを決めました。
大阪の女子は、センバツ4強の四天王寺(大阪)と開催地枠で宣真(大阪)が出場権を手にしました。
男子は大体大浪商(大阪)と混戦を制した桃山学院(大阪)が地元代表となりました。
そのほかの出場校は以下のとおり。
2015大阪インターハイ男子出場校
都道府県 | 学校名 | 出場回数 |
北海道 | 札幌月寒 | 3年ぶり5回目 |
青森 | 青森南 | 初出場 |
岩手 | 不来方 | 18年連続20回目 |
秋田 | 湯沢 | 2年連続36回目 |
宮城 | 利府 | 6年ぶり5回目 |
山形 | 山形中央 | 11年ぶり3回目 |
福島 | 学法石川 | 2年連続33回目 |
茨城 | 藤代紫水 | 11年連続11回目 |
栃木 | 国学院栃木 | 17年連続37回目 |
群馬 | 富岡 | 20年連続48回目 |
埼玉 | 浦和学院 | 25年連続27回目 |
千葉 | 市川 | 2年連続24回目 |
東京 | 明星 | 2年連続41回目 |
神奈川 | 法政二 | 2年連続18回目 |
山梨 | 駿台甲府 | 23年連続23回目 |
新潟 | 新潟明訓 | 2年連続2回目 |
長野 | 屋代 | 3年ぶり25回目 |
富山 | 高岡向陵 | 2年ぶり16回目 |
石川 | 小松工 | 3年連続20回目 |
福井 | 北陸 | 30年連続36回目 |
静岡 | 清水東 | 2年ぶり12回目 |
愛知 | 愛知 | 2年ぶり11回目 |
三重 | 四日市工 | 8年連続54回目 |
岐阜 | 高山西 | 2年ぶり7回目 |
滋賀 | 彦根総合 | 初出場 |
京都 | 洛北 | 4年連続16回目 |
大阪 | 大体大浪商 | 5年ぶり2回目 |
兵庫 | 神戸国際大附 | 8年連続8回目 |
奈良 | 橿原 | 初出場 |
和歌山 | 紀北農芸 | 2年ぶり20回目 |
鳥取 | 境 | 2年連続22回目 |
島根 | 飯南 | 8年ぶり6回目 |
岡山 | 総社 | 6年連続17回目 |
広島 | 向原 | 2年連続6回目 |
山口 | 下松工 | 4年ぶり17回目 |
香川 | 香川中央 | 16年連続23回目 |
徳島 | 池田 | 12年ぶり23回目 |
愛媛 | 松山東 | 5年ぶり6回目 |
高知 | 高知中央 | 初出場 |
福岡 | 博多 | 初出場 |
佐賀 | 佐賀清和 | 9年連続9回目 |
長崎 | 長崎日大 | 3年連続21回目 |
熊本 | 九州学院 | 31年ぶり5回目 |
大分 | 大分雄城台 | 6年連続8回目 |
宮崎 | 小林秀峰 | 16年連続21回目 |
鹿児島 | 国分 | 2年ぶり8回目 |
沖縄 | 興南 | 11年連続26回目 |
開催地 | 桃山学院 | 2年ぶり20回目 |
※出場回数は編集部調べ
2015大阪インターハイ女子出場校
都道府県 | 学校名 | 出場回数 |
北海道 | 函館大柏稜 | 15年ぶり14回目 |
青森 | 青森中央 | 7年連続22回目 |
岩手 | 不来方 | 3年ぶり11回目 |
秋田 | 大曲農 | 3年連続31回目 |
宮城 | 聖和学園 | 30年連続31回目 |
山形 | 日大山形 | 5年連続14回目 |
福島 | 郡山女大附 | 初出場 |
茨城 | 水海道二 | 17年連続56回目 |
栃木 | 栃木商 | 9年連続19回目 |
群馬 | 富岡東 | 3年連続10回目 |
埼玉 | 浦和実 | 2年連続21回目 |
千葉 | 昭和学院 | 22年連続48回目 |
東京 | 佼成女 | 5年連続13回目 |
神奈川 | 横浜創英 | 2年連続9回目 |
山梨 | 日川 | 2年ぶり24回目 |
新潟 | 柏崎 | 2年連続2回目 |
長野 | 長野南 | 3年ぶり3回目 |
富山 | 高岡向陵 | 6年連続16回目 |
石川 | 小松市立 | 20年連続43回目 |
福井 | 福井商 | 3年連続35回目 |
静岡 | 清水桜が丘 | 2年連続25回目 |
愛知 | 名経大市邨 | 2年連続21回目 |
三重 | 四日市商 | 初出場 |
岐阜 | 飛騨高山 | 4年連続15回目 |
滋賀 | 立命館守山 | 2年連続16回目 |
京都 | 大谷 | 2年連続2回目 |
大阪 | 四天王寺 | 8年連続20回目 |
兵庫 | 神戸星城 | 41年ぶり3回目 |
奈良 | 添上 | 2年連続35回目 |
和歌山 | 和歌山商 | 2年ぶり9回目 |
鳥取 | 米子東 | 3年連続3回目 |
島根 | 江津 | 6年ぶり8回目 |
岡山 | 玉野光南 | 4年連続16回目 |
広島 | 山陽 | 2年連続2回目 |
山口 | 高水 | 3年連続8回目 |
香川 | 高松商 | 11年連続27回目 |
徳島 | 徳島城北 | 10年連続18回目 |
愛媛 | 今治東 | 5年連続8回目 |
高知 | 土佐 | 2年ぶり4回目 |
福岡 | 西南学院 | 2年連続2回目 |
佐賀 | 佐賀清和 | 2年ぶり2回目 |
長崎 | 佐世保商 | 3年連続19回目 |
熊本 | 城北 | 4年ぶり4回目 |
大分 | 大分 | 2年ぶり3回目 |
宮崎 | 小林秀峰 | 2年連続16回目 |
鹿児島 | 鹿児島南 | 2年連続17回目 |
沖縄 | 那覇西 | 2年ぶり9回目 |
開催地 | 宣真 | 8年ぶり13回目 |
※出場回数は編集部調べ
インターハイの組み合わせ抽選は、7月3日に行なわれる予定です。
弊誌では、7月18日発売の8月号にてインターハイの展望を特集します。この夏、注目の選手や出場全96校を紹介します。