2015年6月27日
今回で20回目を迎えたヒロシマ国際(広島)が6月26日に開幕しました。
日本女子代表、中国女子代表、デンマークのトップリーグに所属するクラブチーム・SKオーフス、日本リーグの広島メイプルレッズの4チームによるリーグ戦がスタート。
初日の昨日は、中国女子代表とSKオーフス、日本女子代表と広島がぶつかりました。
結果は以下のとおりです。
中国女子代表 31-31 SKオーフス
日本女子代表 18-14 広島メイプルレッズ
中国女子代表とSKオーフスの一戦は、序盤でSKオーフスが一気に抜け出します。オーレンドルフの豪快なシュートや、DFからの速攻で得点を積み重ねて前半6分でスコアは5-1。中国女子代表は昨年のアジア大会(韓国)でもチームを引っ張った趙佳芹の巧みなパスをポスト喬如が得点につなげ9分に2点目を奪いますが、その後は2人の退場者を出したり、相手のDFに苦しみ速攻につなげられて、19分には8-16と点差を8点まで広げられてしまいました。しかし、このままで終われない中国代表は、積極的にDFの間を狙って相手の退場を誘い、数的有利の場面に得点を積み上げると16-18と2点差に迫って前半を折り返しました。中国女子代表の追い上げムードは止まらず、後半2分に19-19と並ぶとそれからは一進一退の展開に。のこり1分半の時点で31-31。両チームともに1度ずつタイムアウトを取って、あとわずかの残り時間を有効に使おうとするも、うまくいかず引き分けのまま試合終了となりました。
日本女子代表-広島戦は、広島の応援団が多く集まる中でのゲームとなりました。日本女子代表のスタートメンバーはバックプレーヤーが横嶋(彩)、塩田、川村、両サイドが田邉、本多、ポストが永田と若手を中心とした布陣。OFではなかなか攻めきれない場面もありましたが、持ち味の運動量のあるDFと、GK藤間の好セーブで広島を苦しめます。しかし後半はメンバーを入れ替えながら15-8とした10分以降、期待の新人・板野の好守で勢いにのった広島のDFに攻めあぐね、そこからの20分で日本女子代表が奪った得点はわずか3点。OF面で課題の残る結果に。逆にDFでは、試合終盤勢いにのった広島をしっかり守り抜くと失点を14に抑えて勝利をおさめました。
2日目(6月27日)の日程は以下のとおりです。
15:00~ SKオーフス-広島メイプルレッズ
17:00~ 中国女子代表-日本女子代表
本日も湧永製薬のUstreamで映像の配信がありますので、会場に足を運べない方はぜひここからご覧ください。
詳しい大会情報は日本ハンドボール協会ホームページに掲載されています。