2015年8月6日
大阪で開催されているインターハイは、5日に大会4日目を終え、男女のベスト4が決まりました。
まずは4回戦の結果です。
【男子4回戦】
北陸(福井) 29-26 大分雄城台(大分)
藤代紫水(茨城) 39-34 駿台甲府(山梨)
法政二(神奈川) 35-27 市川(千葉)
浦和学院(埼玉) 32-23 大体大浪商(大阪)
【女子4回戦】
佼成女(東京) 29-14 不来方(岩手)
四天王寺(大阪) 20-13 横浜創英(神奈川)
高松商(香川) 28-20 高水(山口)
玉野光南(岡山) 28-25 小松市立(石川)
春王者の1つ、北陸は大分雄城台に逆転勝利。4点ビハインドで迎えた後半、左腕・二村らの得点で同点に追いつくと、3:2:1DFで相手のキーマン、山本を封じ込めました。
北陸と同じくセンバツ優勝の浦和学院も、地元の大体大浪商を下し4強入り。好GK堀田を擁する大体大浪商でしたが、破壊力ある浦和学院OFを止められず地元大会での進撃もここまで。
残りの2カードは関東対決。藤代紫水−駿台甲府は、藤代紫水が前半で25−15と大量リードを奪うも、後半は駿台甲府が反撃します。エース小林の強打とラインをあげたDFで点差を縮めますが、一歩及ばず。
市川−法政二は、法政二に軍配が上がりました。これで法政二は昨年のセンバツから4季続けてのメダル獲得となります。
女子は、佼成女、四天王寺、高松商がDFで勝機をつかみ準決勝へ。
佼成女は、積極的に不来方OFに圧力をかけて、速攻につなげました。また、先発のGK大沢が大当たり。相手を突き放せたのは、大沢の好守があってこそ。
地元の四天王寺は、センバツと同じく4回戦で横浜創英と対戦。リベンジに燃える相手を前に、前田、土居らで効果的に得点を重ねました。守っては、GK川﨑が横浜創英のエース、グレイのシュートによく合わせ、チーム全体でわずか13点に抑え込みました。
2年ぶりの女王をめざす高松商。この日は高水に快勝しました。持ち味の堅守速攻を次々に繰り出し、後半16分で25−11とし勝負あり。
準決勝最後のイスをかけて戦った玉野光南と小松市立は白熱した戦いに。玉野光南は秋山、小松市立は渡部という大エースがいる両チームの対戦は、17−17と点の取り合いで後半戦へ。譲らない戦いが続きましたが、24−23と玉野光南はリードした場面でセンター横田から秋山のスカイプレー、さらに赤木の速攻が決まり3点差。そのまま玉野光南が逃げ切り、初のメダル獲得を確定させました。センバツ準優勝の小松市立はここで姿を消すことに。
これで夏の4強が決まりました。
本日行なわれる準決勝の組み合わせは以下のとおりです。
【男子準決勝】
北陸−藤代紫水
法政二−浦和学院
【女子準決勝】
佼成女−四天王寺
高松商−玉野光南
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