2015年8月17日

スポーツイベント・ハンドボール9月号（8月25日発売）では、前号に引き続き、フランス1部シャンベリーで活躍する土井レミイ杏利選手のインタビューを掲載しています。ここではその一部を先行掲載します。

2014－15シーズンに、フランス１部の名門シャンベリーで左サイドのレギュラーを獲得し、1年間戦い抜いた土井レミイ杏利。

トップチームに合流した13－14シーズンは、慣れない左サイドでのプレーに加えて、周囲のさまざまな懐疑的な見方との付き合い方も身につけなければならなかった。

「シャンベリーは伝統があるチームで、ファンも誇りを持って応援しています。そこになんだかよくわからないアジア人が入ってきた。当然よく思われないので、結構汚い言葉を浴びせられました。ミスすると選手から言われることもある。

土井レミイ杏利選手

それがすごくストレスで、とくに一昨季の前半に、『これはメンタルを変えないとつぶれて日本に変えることになる』と思って、２週間ずっとメンタルを鍛えていました。その時にずっと唱えていた言葉が『笑え』です」

自分が心の底から楽しめないことのためにがんばることはできない。だから笑え、とにかく笑え。土井はメンタルを鍛えるにあたって、インターネットや本には一切頼らなかった。こんな状況でも「ハンドボールはもっと楽しいはずだ」と思えたのには理由があった。

続きは25日発売の9月号『海外組情報局　土井レミイ杏利インタビュー後編』で！
9月号の予約は→http://sportsevent.shop-pro.jp/?pid=92542703から受け付けています。

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