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2015年10月24日

カザフスタン戦プレビュー

10月20日に開幕したリオデジャネイロ・オリンピックアジア女子予選(愛知)も、4日目を迎えました。

本日、日本は16時よりカザフスタンと対戦します。

 

日本は栗山監督体制になって以来、2012年12月のアジア選手権(インドネシア)、2013年7月のヒロシマ国際(広島)、昨年9月のアジア大会(韓国)、今年3月のアジア選手権(インドネシア)と4度対戦しています。スコアは21-20、39-23、23-20、37-21。すべての試合で勝利しています。ただ、大差で勝利できている試合もあれば、僅差の試合もあり、油断はできない相手です。

カザフスタンは大型選手が多く、体格では日本を大きく上回っています。ロングシュート1つにしてもパワーがあり、DFを押し込んでシュートに行ける力強さがあります。

 

エースの15番アレキサンドローバはチャンスがあればパワフルなシュートでゴールを狙うため、警戒したい存在。センターの13番クリミャンコを中心にゲームを組み立て、フィジカルの強い20番バラノクスカヤのポストプレーや、両サイドの5番ピカロワと、6番カラヴァイエヴァのサイドシュート、速攻も要注意です。DFではそのスピードと細かなステップでカラヴァイエヴァがトップDFを務め、前からプレッシャーをかけてきます。GK陣は体格のいい選手が3人メンバー入りしています。とくに1番ツペンコーワは面でしっかりとキーピングするGK。その分すばやい反応ができないため、打つコースを狭められている中でも、クイックなシュートを正確に打ち込めれば充分得点を積み重ねられるはずです。

カザフスタンのエースはどのチームも警戒する豪快なシューター

カザフスタンのエース・アレキサンドローバはどのチームも警戒する豪快なシューター

 

カザフスタンのゴールをどっしりと守るツペンコーワ

カザフスタンのゴールをどっしりと守るツペンコーワ

 

今大会の戦いの中で、カザフスタンは集中力を切らす場面も見られるため、日本は持ち味のアグレッシブなDFをしっかりと発揮し、けん制をしかけたり、早い段階で強くアタックしてミスを誘って、マイボール、速攻につなげていきたいところです。

 

これまでカザフスタンと対戦した4戦どおり勝利をつかむことはもちろん、明日の韓国戦に向けて勢いをつける重要な試合となります。

 

本日の試合の日程は以下のとおりです。

16:00~日本-カザフスタン

18:00~韓国-ウズベキスタン

 

本日と明日の日本戦はNHK-BS1で放送予定です。

 

大会の詳細は日本ハンドボール協会ホームページよりご確認ください。


カテゴリー: 世界, 日本代表
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