2010年1月28日
タイムリーにお伝えできず、申し訳ありませんが、1月27日、日本男子代表チームが、第14回アジア選手権(2月6日~、レバノン)に向けた直前キャンプを行なうために、フランスへと旅立ちました。
選手たちは出発直前までメンバー入りをかけて仲間同士で争い、現時点で最高の17人が選出されています。
詳しくは日本協会ホームページを参照いただくとして http://www.handball.jp/games/2009/14_asia_m/14_asia_m.html
坪根敏宏選手(トヨタ車体)や宮崎大輔選手(スペイン・アルコベンダス)、末松誠選手(大同特殊鋼)ら、おなじみ、かつ、第一人者の名前に混じって、森淳選手(大崎電気)、野村喜亮選手(大同特殊鋼)、信太弘樹選手(日体大)ら、ニューフェイスが起用されているのも興味深いです。
このアジア選手権を主催するアジア連盟(AHF)は、依然として全幅の信頼をおいて任せられる組織ではありませんし、今大会の開催地も中東・レバノンのベイルート。
目の前の相手以外の“敵”とも戦わねばいけない状況が予想されますが、出発に先立って行なわれた記者発表(1月25日、東京、右下写真は記者発表より)では、「どんな状況になろうが、しっかりと態勢を整えて一戦必勝で臨み、アジアの覇権をとるのみ」(酒巻清治監督)、「どんな状況でも意地とプライドをかけて戦い、応援してくれるみなさんに良い結果を報告したい」(末松選手)、「『サムライ』になるためにも、どこに行ってもナンバーワンをめざします!!」(宮崎選手)と、スタッフ、選手たちは力強い抱負を語ってくれました。
来年の世界選手権出場権(3位までに与えられる)もかけたこの大会。
朗報を心待ちにしたいものです。
さて、本誌2月号21ページでもお伝えしましたが、国際オリンピック委員会(IOC)から資格停止処分を受けたクウェート(前回アジア選手権2位)が、今回のアジア選手権に出場しないことが決定。
これにより、予選リーグの組み分けが
グループA: サウジアラビア、中国、シリア
グループB: 日本、バーレーン、イラク
グループC: 韓国、カタール、UAE
グループD: イラン、レバノン、ヨルダン
と、日本の入ったB組のクウェートが不参加となり、当初A組だったイラクがB組に回ることに。
これにともない、日本の試合日程も変更となり、
・2月7日(日)16:00- 日本 VS イラク
・2月11日(木)16:00- 日本 VS バーレーン
と、なっています。