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    • JOCカップ最終日 愛知男子がV2、東京女子が4年ぶりの復活優勝

2015年12月28日

JOCカップ最終日 愛知男子がV2、東京女子が4年ぶりの復活優勝

JOCジュニアオリンピックカップは27日に最終日を迎え男女の決勝戦が行なわれました。

結果は以下のとおりです。

 

男子

愛知 26-15 石川

 

女子

東京 22-21 山口

 

 

男子決勝は上位常連の愛知と初の決勝進出になった石川の対決に。

前半は安定したDFとどのポジションからもバランスよく得点する愛知に、石川は、松本のパワーあふれるシュートや中谷のテクニックの光るシュートなどで対抗。前半18分まで10-10と拮抗しました。しかし、そこから石川の得点が止まると、愛知は治田、内田、大野で4連打し14-10とリードして後半へ。

 

パワフルな2年生松本(石川)は優秀選手にも選ばれ今後の成長が楽しみ

パワフルな2年生松本(石川)は優秀選手にも選ばれ、今後の成長が楽しみだ

 

後半に入り、立て直しを図ろうと愛知に食らいつく石川を、8分以降はGK阿久津を中心にさらにDFを固めた愛知が石川の得点を死守。さらに足が動かなくなった石川DFのスキも見逃さず、5連続得点し14分には23-13と10点差になり勝負あり。後半は石川を5得点に抑える守備力の高さ見せ、26-15で愛知が2年連続の日本一に駆け上がる結果になりました。

 

愛知のキャプテン大野は果敢な攻めでチームを引っ張った

愛知のキャプテン大野は果敢な攻めでチームを引っ張った

愛知は23日の開会式で返還した優勝旗を再び手にした

愛知は23日の開会式で返還した優勝旗を再び手にした

 

女子決勝の出だしは橘髙と岡田で3連取した山口が好発進しました。その後は東京に前半7分から10分まで1点に抑えられ、10分には4-5とされる場面もありましたが、11分過ぎから山口・江本らが7連続得点して19分、11-5と優位に。前半のスコアは13-10と3点差に詰められながらも山口がリードを守って前半を折り返しました。

 

山口・江本は前半で5点を奪う活躍

山口・江本は前半で5点を奪う活躍

後半は東京がDFを修正して、山口のバックプレーヤー陣の得点を簡単には許さず、さらにそこから自らの攻撃チャンスに繋げて後半6分14-14とタイスコアに。そこからは一進一退の戦いになり、残り2分まで21-21と手に汗握る展開が続きました。

残り1分を過ぎたところで東京が22点目を決めると、これが決勝点に。その後2度の山口の攻撃もしっかり守り切り、東京が4年ぶり4回目の優勝に輝きました。4年連続決勝の舞台に立ち続けている山口は3年連続の銀メダル獲得。

田村は好セーブを連発してチームを鼓舞した

田村は好セーブを連発してチームを鼓舞した

1点差で逃げ切りに成功した東京の歓喜の瞬間

1点差で逃げ切りに成功した東京の歓喜の瞬間

 

全競技終了後、オリンピック有望選手をはじめとする表彰選手が発表されました。

◆オリンピック有望選手

男子

窪田礼央(富山)

 

女子

該当選手なし

 

◆最優秀選手

男子

大野寛将(愛知)

 

女子

瀧川璃紗(東京)

 

◆優秀選手

男子

蔦谷大雅(大阪)

大津慎吾(大分)

伊藤飛雄(北海道)

狩野直樹(埼玉)

中谷仁義(石川)

松本統生(石川)

治田大成(愛知)

 

女子

酒井優貴子(福井)

久保奈津季(福井)

髙橋凜 (茨城)

岡田彩愛(山口)

江本ひかる(山口)

橘髙由衣(山口)

田村瑠莉(東京)

 

未来の日本球界を背負って立つ選手を発掘するJOCジュニアオリンピックカップ。今回も頂点の座を争いながら、多くの選手たちが輝くプレーを見せた大会になりました。

 

今大会の特集は2月20日発売の3月号で行ないますので、お楽しみに。

 

大会の詳細は日本ハンドボール協会ホームページ、沖縄県ハンドボール協会ホームページでご確認ください。

日本ハンドボール協会 http://www.handball.jp/games/2015/joc_cup/2015joc_cup.htm

沖縄県ハンドボール協会 http://okinawa-handball.sakura.ne.jp/top/archives/5568


カテゴリー: 中学校
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