2015年12月27日
年内最後のビッグタイトル・日本選手権も残すところあと1日。
決勝の舞台に勝ち上がったのは、男子が大同特殊鋼とトヨタ車体、女子が北國銀行とオムロンです。
男子結果
4回戦
大同特殊鋼(JHL) 32−26 トヨタ紡織九州(JHL)
琉球コラソン(JHL) 38−36 トヨタ自動車東日本(JHL)
トヨタ車体(JHL) 29−27 早大(全日本学連)
大崎電気(JHL) 39−29 豊田合成(JHL)
準決勝
大同特殊鋼 27−23 琉球コラソン
トヨタ車体 28−23 大崎電気
4回戦のハイライトは琉球−東日本戦。序盤、完全に勢いに乗った東日本が前半17分11−1と大差をつけますが、琉球が粘りを見せて後半に猛追します。
最後は残り7秒で新戦力の趙顯章が決めて28−28の同点に。そのまま第2延長までもつれ込み、最後は村山、水野が連取した琉球が大逆転で準決勝に進みました。
また、大学勢から唯一のベスト8となった早大は、車体相手に大健闘。何度も離されそうになりながらも踏みとどまり、敗れはしたものの充分に車体を苦しめました。
準決勝は大同と車体が勝利しました。大同と対戦した琉球はこの試合でも大同に序盤2−9と大幅なリードを許します。その後は最後まで追いかけましたが退場者が多く、追い上げきれませんでした。
車体と対戦した大崎は、車体に先行されたあと、差を詰めたい前半終盤の退場や後半の出だしの4連続失点などでリズムに乗れず、最後まで車体ペースで試合を運ばれて連覇ならず。
女子結果
3回戦
北國銀行(JHL) 45−16 富士大(岩手)
ソニーセミコンダクタ(JHL) 19−15 三重バイオレットアイリス(JHL)
広島メイプルレッズ(JHL) 22−21 飛騨高山ブラックブルズ岐阜(JHL)
オムロン(JHL) 23−18 香川銀行T・H(香川)
準決勝
北國銀行 34−14 ソニーセミコンダクタ
オムロン 19−17 広島メイプルレッズ
女子は3回戦で劇的な結末が。広島−飛騨高山先の第2延長、7mTコンテストかと思われた最後のノータイムフリースローを広島・高山が身体を左に倒しながらねじ込み、歓喜の準決勝進出を手にしました。今シーズンの飛躍を誓う飛騨高山は、広島相手にここまで健闘しながら、もう少しというところで苦い敗戦を喫しました。
3回戦、準決勝と相手を寄せ付けなかった北國と、大黒柱の東濱をケガで欠き、苦しみながらも勝ち抜いたオムロンがまたしても決勝に進みました。3回戦で第2延長の末に最後のノータイムフリースローを高山がねじ込んで準決勝に進んだ広島は、オムロンと接戦を繰り広げましたが一歩及ばず。
今日、27日の決勝は、男子が14時からNHKEテレで放送されます。また、男女決勝とも湧永製薬のUSTREAMで視聴可能です。
大会の詳細情報は日本協会HPの大会ページからご確認ください。