2016年1月22日
第40回日本ハンドボールリーグ(JHL)第8週(1月23、24日)は各地で8試合が行なわれます。
女子は岡山、広島で集中開催。日本選手権のため、中断していた男子も1ヵ月ぶりに再開します。
【第8週日程】
・1月23日(土)
埼玉・和光市総合体育館
14:00~ 大崎電気-北陸電力
岡山・総社市スポーツセンター体育館「きびじアリーナ」
11:00~ ☆ソニーセミコンダクタ-北國銀行
13:00~ ☆HC名古屋-オムロン
15:00~ ☆広島メイプルレッズ-飛騨高山ブラックブルズ岐阜
佐賀・神埼中央公園体育館
15:00~ トヨタ紡織九州-豊田合成
・1月24日(日)
広島・東区スポーツセンター
12:00~ ☆三重バイオレットアイリス-オムロン
14:00~ ☆飛騨高山ブラックブルズ岐阜-北國銀行
16:00~ ☆広島メイプルレッズ-HC名古屋
※☆=女子
女子は23日に岡山、24日は広島でそれぞれ3試合が行なわれます。
ここまで無傷の3連勝で首位に立つ北國はソニー、飛騨高山と対戦。ソニーとは昨年末の日本選手権準決勝で対戦し、34-14で一蹴しました。予想外の大勝は、それだけ北國の戦力が充実している証拠とも言えます。ソニーはここまで1勝1分。上位陣との戦いはこれからのため、北國戦でこれからの試合に弾みをつけたいところ。前週、通算1400点を達成した田中やGK飛田らベテラン陣と、川村、藤田らの若手がかみ合えば結果も変わってくるはず。日本選手権から1ヵ月、ソニーが立て直すか、それとも北國が再び突き放すのか。
北國を追いかける2位オムロンは名古屋、三重との連戦になります。とくに三重とは1月9日の開幕戦で戦ったばかり。わずか2週間で2度目の対戦となります。第1戦は、前半にリードを許しながらも後半終盤に粘り強いDFで相手を抑え、逆転勝利に結びつけました。吉田、松尾らの活躍がカギを握るでしょう。
一方、三重はここまでいい試合内容は見せているものの3連敗。DFは安定してきているだけに、原、多田らで終盤も得点が奪えるかが勝利へのポイントになります。
そして今週もっとも注目が集まるのは、広島-飛騨高山のカード。両チームは日本選手権でも対戦し、第2延長までもつれる大接戦の試合を繰り広げました。最後は広島・高山のノータイムフリースローが決まり、劇的な幕切れとなりました。この試合も接戦になることでしょう。
飛騨高山はチームの雰囲気が変わりつつあります。その中心にいるのが田口。今シーズン、広島から移籍してきた守護神です。古巣に牙をむき、チームに今シーズン初勝利をもたらすか。
対する広島は、飛騨高山戦の劇的勝利から徐々に一体感を増しています。さらにJHLプレーオフ7連覇を知る大前が現役復帰。心強いベテランも控えているのは、コートに立つ選手たちとって大きいことでしょう。
また、広島・毛利、板野、飛騨高山・友野の3選手は岡山出身。地元でどのようなプレーを見せてくれるかも楽しみなポイントです。ほかにもオムロン・前田、北國・角南も岡山で生まれ育った選手です。
約1ヵ月の中断が開ける男子は2試合が組まれています。
大崎は中断前に大同、日本選手権で車体に敗れたので悪い流れを断ち切りたいところ。バーレーンで開催中のアジア選手権に出場している信太、木村ら主力を欠くことになりますが、岩永を中心に開幕時と同じく層の厚さを見せてくれることでしょう。北電はケガ人の多さが気になるところ。短期間でどれだけコンディションを整えてくることができたのか。
開幕5連敗から徐々に調子を取り戻している紡織は、ホームで合成との2戦目を迎えます。第4週で戦った時は、リードを許した前半中盤から怒濤の反撃で6点差を跳ね返し逆転勝利を収めました。昨年5月の全日本社会人選手権含め今シーズンの合成戦は2連勝。このまま3連勝なるか。
第1戦目で敗れた合成ですが、この試合は主軸の野田を出場停止で欠いていました。今回は出場する見込み。前戦とは同じ展開にはならないでしょう。
試合は、それぞれJHL公式動画配信サイト「JHL TV」にてライブ配信されます。パソコン、スマートフォン、タブレットのどちらでも観られます。試合を見逃しても録画したものがあります。
会場の案内やリーグの詳細情報はJHL公式ホームページ、各試合の結果速報はJHL公式Twitterから。
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