2016年3月27日
兵庫で開催されているジャパネット杯 第39回全国高校ハンドボール選抜大会(センバツ)は、26日に男女3回戦16試合が行なわれベスト8が決定しました。
昨夏の決勝と同じカードになった高松商(香川)−四天王寺(大阪)は、四天王寺が1点差でリベンジを果たしました。
また女子の明光学園(福岡)、高津(神奈川)、鹿児島南(鹿児島)、そして初出場の大分(大分、男子)が初の全国8強となりました。
3回戦の結果は以下のとおり。
【男子3回戦】
藤代紫水 32-21 横浜創学館
大体大浪商 32-25 春日丘
大分 30-23 昭和学院
北陸 28-24 不来方
浦和学院 36-33 博多
岩国工 36-17 花巻北
香川中央 32-25 市川
法政二 36-14 近江兄弟社
【女子3回戦】
四天王寺 17-16 高松商
名経大市邨 26-21 浦添
明光学園 21-18 星城
華陵 28-21 神戸星城
水海道ニ 25-15 四日市商
鹿児島南 35-21 大商大堺
高津 28-14 夙川学院
高水 28-27 洛北
男子は藤代紫水(茨城)、法政二(神奈川)らじつに6校が前回大会に続いての4回戦進出という結果になりました。北陸(福井)は後半に逆転し不来方(岩手)を下しました。大体大浪商(大阪)は守護神・堀田が好守連発。そこから松下、阿南らが速攻につなげ春日丘(愛知)を前半だけで20−8と圧倒しました。
大分は前日の国学院栃木(栃木)に続き、関東勢の昭和学院(千葉)を7点差で勝利。博多(福岡)は浦和学院(埼玉)を終始追いかける展開に。最大9点差を1点差まで詰めよりましたが、あと一歩届かず浦和学院が逃げ切りました。
インターハイ決勝と同じ組み合わせになった高松商−四天王寺。堅守がさえた高松商が後半10分15−9と優位に試合を進めてきましたが、ここから四天王寺が猛反撃。バックプレーヤーからポストに入った西村の巧打、左腕・髙木のロングシュートなどで21分までに7連続得点で一気に逆転し、最後は岸本がパスカットから決勝点を奪いました。
兵庫勢の夙川学院、神戸星城はそれぞれ高津、華陵(山口)に敗れて地元大会はここまで。
また、高水(山口)は洛北(京都)に競り勝ちました。残り2分同点の場面で1人退場のピンチを迎えましたが、辛島、そしてマン・ツー・マンDFを振り切った横田が決め切り3回戦を突破しました。
4回戦はメダルをかけての戦いになります。好GKを擁する藤代紫水−大体大浪商の対戦に注目が集まります。また浦和学院−岩国工(山口)は2大会連続の対決に。前回大会は浦和学院が終盤に勝ち越して勝ち上がりましたが、果たして今回はどうなるか。
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詳しい日程などは日本ハンドボール協会専用ページからご確認ください。
http://www.handball.jp/games/2015/senbatu/39senbatu.html