2016年3月26日

ジャパネット杯 第39回全国高校ハンドボール選抜大会（センバツ）は競技２日目の25日、男女２回戦32試合が行なわれました。シード校が登場し、ハイレベルの戦いを繰り広げました。
まずは２回戦の結果です。

【男子２回戦】

藤代紫水 27-23 興南
横浜創学館 45-24 育英
大体大浪商 28-27 瓊浦
春日丘 30-26 小松工
大分 42-26 国学院栃木
昭和学院 28-19 松山工
不来方 29-26 紀北農芸
北陸 35-25 明星
浦和学院 30-26 洛北
博多 29-27 市岐阜商
岩国工 35-26 神戸国際大附
花巻北 33-19 富岡
香川中央 37-19 帝京安積
市川 37-16 函館大有斗
近江兄弟社 26-23 守谷
法政二 32-23 愛知

【女子２回戦】

高松商 26-22 不来方
四天王寺 27-11 日川
浦添 32-17 函館工
名経大市邨 18-13 高岡向陵
明光学園 24-23 白梅学園
星城 33-26 福井商
神戸星城 20-16 飛騨高山
華陵 25-17 富岡東
水海道ニ 27-20 大分
四日市商 36-17 和歌山商
大商大堺 20-14 香川中央
鹿児島南 27-24 氷見
高津 22-14 郡山女大附
夙川学院 25-20 愛知商
高水 43-20 長良
洛北 23-19 佼成女

男子の第一シード・藤代紫水（茨城）は、興南（沖縄）を下し初戦突破。前半は13−13の同点でしたが、後半立ち上がりの３連打などで徐々に藤代紫水がリードします。左腕・河原が12得点を叩き出す活躍もあり、27−23で藤代紫水が勝利しました。
このほか、北陸（福井）、浦和学院（埼玉）、法政二（神奈川）のシード校も３回戦へ駒を進めました。
初出場の大分（大分）は全国大会初勝利。中国王者・岩国工（山口）、東海大会を制した春日丘（愛知）らも２回戦を突破しました。不来方（岩手）は後半終了間際に追いつき延長戦で紀北農芸（和歌山）を退けました。新鋭の博多（福岡）は市岐阜商（岐阜）に29−27で競り勝ちました。
地元勢の育英、神戸国際大附は初戦突破ならず。

前半から得点を奪い続けた藤代紫水・河原。多彩なシュートバリエーションで興南ＤＦを崩した

女子は夏の女王・高松商（香川）が不来方（岩手）を下しました。８連続失点などで後半７分13−16と３点ビハインド。しかしここからＤＦを立て直して試合終了まで６失点に抑え、ＯＦでは相手の壁を利用したミドルシュートなどで26−22で鮮やかな逆転勝利を収めました。
シード校の華陵（山口）、水海道二（茨城）は初戦ならではの堅さがありながらも順当に勝ちあがりました。
注目の佼成女（東京）−洛北（京都）は互いに持ち味を出した一進一退の展開に。しかし後半17分、佼成女に退場者。このチャンスを逃さなかった洛北が３点リードを奪い、そのまま相手の追撃を振り切りました。
また、明光学園（福岡）、四日市商（三重）、大商大堺（大阪）は全国初勝利をつかみました。明光学園は前回大会女王の白梅学園（東京）と対戦し、後半11分に５点差（13−18）をつけられましたが、直後のパワープレーを活かし一気に同点に追いつき、試合を振り出しに戻しました。そして最後は尾辻のサイドシュートが決まり劇的勝利を収めました。
夙川学院、神戸星城の地元組は大声援を力に変えて初戦突破を果たしました。

終了間際に明暗が分かれた明光学園（白赤）と白梅学園（水色）

大会３日目となる26日には男女３回戦16試合が行なわれます。
藤代紫水は横浜創学館（神奈川）との関東対決。大体大浪商（大阪）−春日丘はブロック王者同士の戦いになります。女子は高松商−四天王寺（大阪）と昨夏決勝と同じカードがここで実現。高津（神奈川）−夙川学院も接戦が予想されます。

センバツの試合結果速報は弊社Twitter、または弊社Facebookにて。

詳しい日程などは日本ハンドボール協会専用ページからご確認ください。
http://www.handball.jp/games/2015/senbatu/39senbatu.html

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