2012年10月15日
男女の代表新監督が決定
新たに日本代表を率いる男子代表監督・清水博之氏(左)と、女子代表監督・栗山雅倫氏(右)
ロンドンオリンピックへの道を絶たれたあと、男子・酒巻清治氏、女子・黄慶泳氏の後任が発表されていなかったハンドボール日本代表でしたが、ようやく男女ともに新監督が決定しました。
そして、10月12日、東京は代々木にある岸記念体育館で、その就任記者会見が開かれ、男子の清水博之監督、女子の栗山雅倫監督がそれぞれ意気込みを語りました。
現在、日本リーグ・大同特殊鋼の総監督である清水氏は代表監督との兼任となります。
長らくオリンピック出場から遠ざかっている男子チームについて清水氏は、「約1年でチームを作っていきたい」と語りました。
11月に行なわれる予定の合宿では、なんと4部練習を実施することも示唆しています。この合宿が、2016年にリオ・デ・ジャネイロ(ブラジル)で開かれる五輪に向けた新チームのスタートとなります。
一方、「目標はリオ五輪への出場1本」と、オリンピック出場への熱い思いを述べた栗山氏。
ロンドンオリンピックを目指したチームでは黄・前監督のもとでコーチを務め、あと一歩のところで五輪出場を逃しました。
自身が掲げるスローガンは「トータルモビリティ」。これは足や身体に加えて、頭も含めた機動性のことです。
1976年モントリオール大会以来の五輪出場へ、その手腕に期待がかかります。
10月20日発売の11月号では、両監督に監督就任を受諾した経緯や意気込みなどを聞いた速報を掲載しています。
さらに12月号では、より詳しく、彼らが描く日本代表像についても迫っていく予定です。
ぜひご期待ください!
カテゴリー: 日本代表
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