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2016年6月15日

日本男子ジュニア代表、日本男子代表の力を借りながら強化を図る

6月10日から14日にかけて、男子ジュニア代表が東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)と埼玉・大崎電気体育館の2ヵ所で、第2回強化合宿を行ないました(第1回強化合宿のようすはこちら)。

 

取材に訪れたこの日のトレーニングは、昨シーズンの日本リーグで過去最高の3位になったトヨタ自動車東日本との練習試合。相手の機動力あるOFや、高いDFラインを敷いた3:3DFに対してどう対応するのかなど、7月に控えるアジア男子ジュニア選手権での戦いを想定しながらの練習となりました。

今回の強化合宿から選出された原田は司令塔として積極的にプレーした

今回の強化合宿から選出された原田は司令塔として積極的にプレーした

 

 

また今回の合宿中に選手たちが日本代表・オルテガ監督から直接手ほどきを受ける機会も設けられました。とくにDFの動きを重点的を置いた練習を行ない、「オルテガ監督は選手たちに、『必死に守らないと守り切れない』ということを伝えてくれた。このDFシステムなら韓国にも効果的なはず」と佐藤監督はオルテガ監督の指導に手応えを感じたようす。選手たちからも「しっかりOFの邪魔をすることを無意識にできるように徹底的に叩き込まれた」(牧野)、「DFでの駆け引きが楽しい」(田里)といった声が聞かれ、日本代表監督からの指導に刺激を受けていました。

オルテガ監督に教わったことを心掛けて守る選手たち

オルテガ監督に教わったことを心掛けて守る選手たち

 

 

男子ジュニア代表は、この強化合宿を経て、大会登録メンバーを18人に絞り、7月に愛知で直前合宿を行ないます。そこでも日本リーグチームとの練習試合を繰り返し、実戦の中で最終調整をする予定です。
そのあと、7月22日から8月1日にかけて開催されるアジア男子ジュニア選手権での優勝をめざし、決戦の地・ヨルダンに乗り込みます。

 

最終的なメンバーやアジア男子ジュニア選手権の展望は、弊誌8月号(7月20日発売)に掲載予定です。

 

 

【合宿参加メンバー】
原田竜汰、三重樹弥(大同大)、藤村勇希(中部大)、森隆太郎(東海大)、康本侃司、大谷由岐也、安平拓馬、川上勝太、中田凌河(日体大)、田里亮稀、袰屋竜流(国士大)、伊舎堂博武、小畠夕輝、羽諸大雅(早大)、小澤基(日大)、牧野イサム、園田涼太(筑波大)、清家卓也(福岡大)、北詰明未(中大)、豊田将稔(中京大)、山田信也、前原大輝(明大)

 

【チームスタッフ】
監督:佐藤壮一郎(日本ハンドボール協会)
コーチ:吉村晃(日本ハンドボール協会)
GKコーチ:寺脇将(日本ハンドボール協会)
トレーナー:山木俊彦(日本ハンドボール協会)

 

【第15回アジア男子ジュニア選手権1次リーグ組み合わせ】
A組:イラン、ウズベキスタン、ヨルダン
B組:日本、サウジアラビア、パレスチナ
C組:韓国、バーレーン、インド
D組:カタール、イラク、アラブ首長国連邦(UAE)、中国


カテゴリー: 大学生, 日本代表
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