2008年6月1日
日本、アルジェリアに勝利。
31日の最終予選第2戦、日本-アルジェリアは38-27(前半20-14)で日本が勝利しました。
前半序盤は、日本のGK松村選手がサイドシュートを次々にはね返しますが、日本もクロアチア戦同様ミスが多く、接戦の展開となります。
しかしそこから高智選手の好プレーを中心に少しずつ差を広げ、前半を6点リードで折り返すと、後半に入っても永島選手のポスト、末松選手の速攻などで一気に突き放して勝負を決めました。
アルジェリアのクイックスタートに対応できなかったり、イージーなミスが多かったりと課題も見られましたが、これを明日のロシア戦までにしっかりと修正し、最後の決戦に臨んでもらいたいものです。
そして、そのあと行われたクロアチア-ロシア戦。勝ったほうが出場権獲得の1枠目を確実にするだけに、熱い戦いとなりました。
結果はクロアチア(26-24)の勝利に終わりましたが、すごかったのが会場の応援。鳥肌が立つほどの拍手、ロシアへのブーイング、そして追い上げられた時間帯にはチームを励ます歌を延々と歌い続けるなど、まさに「本場」を感じさせてくれるサポートが見られました。
記者会見でクロアチアのチェルバル監督が何度も「ザダルのファンに本当に感謝したい」と語ったように、チームを見事勝利に導く大きな力の1つとなりました。
試合後はコート上と会場内が一体となっての素晴らしいフィナーレ。
日本のハンド界にもいつかこんな日が来るのでしょうか。
カテゴリー: 日本代表
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