2016年9月3日
第6回全日本社会人選手権は大会3日目(2日)から男女ともに決勝リーグがスタート。男子は大崎電気とトヨタ車体が1勝をあげました。前回大会女王・北國銀行は、後半途中からDFを立て直し広島メイプルレッズを下しました。
大会3日目に行なわれた試合結果は以下のとおり。
【男子決勝リーグ】
大崎電気 30−23 トヨタ自動車東日本
トヨタ車体 26−24 大同特殊鋼
【女子決勝リーグ】
北國銀行 27−18 広島メイプルレッズ
三重バイオレットアイリス 24−22 オムロン
【男子5−8位決定戦】
琉球コラソン 31−22 湧永製薬
豊田合成 34−22 トヨタ紡織九州
【男子9位決定戦】
北陸電力 35−23 HONDA
【男子11位決定戦】
HC岩手 36−28 トヨタ自動車
【女子5−7位リーグ戦】
香川銀行T・H 28−27 大阪ラヴィッツ
大崎は序盤からDFからの速攻が冴え、一時は10点差をつけるほどトヨタ自動車東日本を圧倒。終盤はメンバーを入れ替えながら余裕を持って決勝リーグ初戦をものにしました。
車体は、大同特殊鋼に前半で6点差(16−10)をつけましたが、後半は大同ペースに。終盤に1点差まで詰めよりましたが、あと一本が出ず車体が逃げ切りました。
決勝リーグからの登場となった北國。大黒柱・横嶋かおるが抜けたポストには後藤を起用。シュートはもちろん、うまくつなぐ場面もあり、広島に9点差をつけて勝利。リードしながら、後半6分に14−14と同点にされましたが、ここからDFを締め直し、速攻で押し切りました。
三重バイオレットアイリスは、オムロンに競り勝ち、チーム創設以来、オムロン戦初勝利となりました。
このほか、琉球コラソンと豊田合成がそれぞれ勝利し5位決定戦で顔を合わせます。北陸電力はHONDAを下し9位、来月に地元国体を控えるHC岩手はトヨタ自動車との試合を制し、今大会初勝利。
香川銀行T・H−大阪ラビッツはジャパン・オープン以来、約1ヵ月ぶりの再戦。試合は1点差で香川銀行が勝利しました。後半途中に逆転を許した大阪は残り30秒を切ってから同点のチャンスを得ましたが、香川銀行・筑後が勇気あるアタックでパスをスティール。そのまま逃げ切り、ジャパンオープンに続き、香川銀行が逆転勝利を収めました。
大会4日目の決勝リーグの第2戦が行なわれます。男子は大崎−大同、車体−東日本の2カード、女子は北國銀行がオムロンと、三重が広島と激突します。
大会の詳しい情報は日本ハンドボール協会ホームページにて。
http://www.handball.jp/games/2016/shakaijin/2016shakaijin.html