2016年9月21日
9月19日に第2週を終えたばかりですが、第41回日本ハンドボールリーグ(JHL)第3週が22日から行なわれます。19日に試合をしたチームにとっては中2日での試合に。さらに1日空けてまた試合というチームもいるなど、ハードな日程が続きます。各チーム、ここが前半戦最大の山場になるでしょう。
前週までの結果はJHL公式ページなどでご確認を。第2週の結果がまとまったJHLニュースはこちらから。
22日からの第3週の試合日程は以下のとおりです。
【第3週日程】
・9月22日(木祝)
宮城・フラップ大郷21
13:00~ トヨタ自動車東日本-北陸電力
愛知・東海市民体育館
13:00~ 大同特殊鋼-豊田合成
三重・AGF鈴鹿体育館
14:00~ ☆三重バイオレットアイリス-飛騨高山ブラックブルズ岐阜
広島・マエダハウジング東区スポーツセンター
14:00~ ☆広島メイプルレッズ-ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング
長崎・佐世保市体育文化館
13:00~ ☆オムロン-北國銀行
15:00~ トヨタ紡織九州-大崎電気
沖縄・沖縄市体育館
14:00~ 琉球コラソン-湧永製薬
・9月24日(土)
埼玉・和光市総合体育館
14:00~ 大崎電気-大同特殊鋼
広島・湧永満之記念体育館
14:00~ 湧永製薬-トヨタ自動車東日本
鹿児島・霧島市国分体育館
13:00~ ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング-北國銀行
・9月25日(日)
愛知・ブラザー体育館
13:00~ 飛騨高山ブラックブルズ岐阜-オムロン
15:15~ HC名古屋-三重バイオレットアイリス
愛知・春日井市総合体育館
13:00~ 豊田合成-トヨタ紡織九州
15:00~ トヨタ車体-琉球コラソン
☆=女子
トヨタ自動車東日本と北陸電力はここまでのところ白星をつかいません。東日本はホーム開幕戦(対豊田合成)を落とし、流れをつかめていないまま2連敗。北電は3連敗中ですが、内容は決して悪くありません。車体戦も残り5分を切るまで同点と、勝利まであと一歩という試合ばかりでした。喉から手が出るほどほしい勝ち星。どちらが先に今シーズン初勝利をあげるでしょうか。
3連勝中と好調の豊田合成は、2勝1分の大同特殊鋼と対戦。合成は攻撃陣がバランスよく得点を重ね、GK藤田も試合を重ねるごとに安定感を増しています。前週で、大崎電気から初勝利を収めた勢いはこの試合でも続くか注目が集まります。何度もプレーオフを制してきた大同は意地を見せたいところですが、昨シーズンのリーグ戦では2戦2敗というデータがやや気になります。
沖縄では琉球コラソンが湧永製薬を迎えてのホームゲーム。毎年、多くの観客が集まり、琉球セブンを後押しします。初戦の大同戦で惜敗しましたが、第2週の2試合は、ともに後半で逆転して連勝を収めました。湧永はここまで2戦2分け。勝ち切れなかったとも、負けなかったとも言えます。ただ、社会人選手権よりは調子が上がっていることは確か。社会人選手権では琉球に敗れましたが、その時とは違った姿を見せられるか。
第2週に初勝利をあげた広島メイプルレッズとソニーセミコンダクタマニュファクチャリングは、ともに2連勝をかけて戦います。広島は連敗スタート後、名古屋に勝利しました。好ムードを継続したいところです。対するソニーは、飛騨高山ブラックブルズ岐阜に逆転勝利。苦しみながらも大城監督体制での初勝利を手にしました。プレーオフ出場権を争うチーム同士、ともに落とせない一戦であることは間違いありません。
三重バイオレットアイリスは、ホームでの飛騨高山戦。昨シーズンのホームでの対戦では勝ち切れず引き分けに終わっただけに、この試合にかける思いは大きいでしょう。飛騨高山は3連敗中ですが、昨シーズンから速攻のバリエーションが増えています。素早い攻撃で得点を重ねられるかが連敗脱出のカギか。
長崎ではオムロンと北國銀行の首位決戦。2連勝中同士の対決で勝ったほうが単独首位になります。北國は前週、社会人選手権で接戦だった三重相手につけいるスキを与えず快勝(30-19)を収めました。対するオムロンは澤田、勝連の両サイドが好調。ここを活かせるか。
また、男子のトヨタ紡織九州-大崎電気の一戦も行なわれます。ともに今シーズン未勝利という状態。勝ってリズムを取り戻したいところ。
大崎は紡織戦から1日空けて、地元・埼玉で大同特殊鋼戦に。移動を含め、厳しいスケジュールですが、この2戦で連勝を飾れるか。社会人選手権で大同と対戦した時は、相手バック陣に振り回されただけに、DFでしっかり守れるかがポイントになるでしょう。
24日は大崎-大同戦のほかに2試合。湧永が東日本を、ソニーが北國をそれぞれホームに迎え撃ちます。湧永は社会人選手権で東日本に惜敗(19-20)し、4強入りを逃しただけに、リベンジに燃えているでしょう。ソニー、北國はともに中1日での試合になります。体力面を考えると、層の厚さが勝敗を分けるか。
25日は愛知で4試合が組まれています。
ブラザー体育館では飛騨高山-オムロン、名古屋-三重の2試合、春日井市総合体育館では合成-紡織、車体-琉球のカード。32試合ぶりに白星をゲットした名古屋は2勝目を狙います。
合成はここ2シーズン、リーグ戦での紡織戦は1勝3敗と相性の悪さが感じられます。敗れた試合はいずれも25点前後に抑えられ、失点は30点近くになっています。また、9日間で4試合目と一番体力的に厳しい試合に。逆にここを連勝で乗り切れると一気に上位進出の可能性が見えてきます。
各試合はJHL公式動画配信サイト『JHL TV』で配信されます。遠方で会場に行けない人は必見です。今シーズンの試合はアーカイブとして残ってるので、過去の試合を見直すこともできます。
各チームの情報や、今シーズンの詳細日程は、JHL公式ホームページからご確認を。
JHL公式ホームページ:http://www.jhl.handball.jp
JHL公式Twitter:http://twitter.com/jhl_official
JHL TV公式サイト:http://www.jhltv.com