2013年5月24日
日本代表男女が23日、味の素ナショナルスポーツセンターで公開練習を行ないました。
来週の28日に日韓戦を控えるフル代表。男女ともに攻防練習を多くこなしていました。
男子は、東長濱秀作選手(琉球コラソン)が体調不良で欠席した以外は、初招集組もふくめ、集中して練習をこなしている様子が伺えました。
日本代表初選出の時村選手
練習では、とくにフォーメーションの確認に重点を置いていました。「まずは形をしっかり作ること、そこから相手がどのようなDFをしてきてもそれに対応できるようにしたい」と清水監督。「やるべきことをやり切って臨む」という意気込みが感じられました。
キャプテンの地引選手は「スタートが大事。スタートさえうまくいけば、いい勝負ができる」と話していました。
選手に指示を出す清水監督
一方、女子代表は、栗山監督が兼任で指揮をとるU-22代表の合宿もスタートしたため、合同で攻防練習をしていました。
ただの攻防練習ではなく、70秒間走り続けてから行なったり、残り1分の場面を想定して行なうなど、より濃く、具体的な場面を想定した練習に取り組んでいたのが印象的です。
攻防練習でシュートを打つ増田寛那選手
また、フル代表とU-22が合同で練習していたので、フル代表の先輩たちが、次代を担う後輩たちにアドバイスしている場面も見られました。
上町史織選手(右)がU-22の佐々木春乃選手にアドバイスを出す
韓国との一戦を控えた栗山監督は「激しいDFから速攻へ持ち込めば勝機はある」と力強く話しました。
男女代表ともに、試合前日の27日に韓国へ向かう予定にないます。
日韓定期戦に参加するメンバーは、日本協会のホームページから確認できます。