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2013年5月28日

今夜、日韓戦!

宿敵・韓国との一戦、日韓定期戦2013が韓国・SKハンドボール競技場で今夜行なわれます。
出発直前の25日に、味の素ナショナルセンター(NTC)で行なわれている合宿に取材にいきました。
この日は、男女のフル代表をはじめ、U-22男女代表、U-20女子代表が合宿中でNTCのスケジュールにすき間なし。さらに午後からはU-19男子代表も合宿がスタートと、計6チームが集まっていました。
フル代表はともに朝から練習をスタート。
女子の栗山監督はU-22の代表の監督も兼任しているので、女子はフル代表とU-22のメンバー全員で練習をしていました。
メンバーは多かったですが、テンポよく練習をこなし、フル代表とU-22で分かれて3対3の速攻などが行なわれ、約3時間で午前の練習を終えました。
午後は、6対6の攻防を含め、戦術の確認が中心の練習でした。栗山監督が「メンバー全員を使う」(日韓定期戦は韓国との申し合わせにより、選出された18人がベンチ入り可能となっています)と話したように、CP6人のメンバーを何度も入れ替えていました。
OF、DFともに動きはよく、コンディションは整っているようだと感じました。
                   中心選手としての期待がかかる石立真悠子選手
「ケガ人が出たが、DFは形になってきた」と現状を話す女子キャプテンの高橋選手は続けて、「コンビネーションはまだまだ。足が止まった時に、OFで2対1を継続してできるかどうか。(韓国の試合は)ミーティングで見たので、相手のイメージはできている」と韓国戦に向けてのポイントを話していました。
男子は、体調不良でメディア公開日に欠席していた東長濱選手も復帰し、17人で最終確認をしていました。
午前中に行なったOFのフォーメーション練習では、ポールを3:2:1DF、6:0DFに見立てて確認するとともに、変則で前に出てきた場合や相手が1人少ない状況での攻め方をみっちり確認していました。「相手がどのDFをしてきても困らないように、最低限のことを確認した」と清水監督。
女子よりも短めの約2時間で練習を終えて、休憩を挟んで午後の練習へ。
午後からは6対6の攻防練習を行ないました。最後は20分だけですが、ゲーム形式をし、練習を終えました。
厳しい日程、内容で選手たちは疲れているようにも見えましたが、前日に1日休みがあったことでリフレッシュでき、「コンディションはいい」と声を揃えていました。
男子のキャプテンを務める地引選手は「チーム全体がまとまってきた。全員で戦いたい」と意気込みを語りました。
得点源の1人として期待される信太選手は「アンダー代表の時から韓国に負けている。相手には知っているメンバーもいると思うので、今回勝って成長した姿を見せたい」と話し、「清水監督から求められることはゲームメイクと点を取るところ。今まであまり考えずにプレーしていたので、ゲームメイクは難しいが、頭を使ってプレーするのが楽しくなってきた」と話していました。
                    激しく攻防練習を行なった男子代表
練習中、5:1DFのトップに入った初代表の時村選手は「最初は求められていることがわからなかったが、今はそれを理解している。(5:1DFのトップに入るのは)難しいが、うしろにベテランの武田さんがいるので安心してプレーできる」と代表の雰囲気に慣れた様子で話していました。
男女のフル代表は26日まで合宿をし、27日に現地入りしました。
今日の試合は男子が18時から、女子が20時から開始予定となっています。
日韓戦に臨むメンバーは発売中の弊誌6月号、または日本協会ホームページで確認してください。


カテゴリー: 日本代表
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