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2016年12月24日

日本選手権4日目 東日本、三重が初の4強入り

第68回日本選手権は23日に4日目を終え、男女ともにベスト4が出揃いました。

 

 

4日目の結果は以下のとおり。

 

 

【男子4回戦】
大崎電気 33-27 トヨタ紡織九州
大同特殊鋼 22-21 湧永製薬
トヨタ自動車東日本 27-22 琉球コラソン
トヨタ車体 30-26 豊田合成

 

【女子3回戦】
北國銀行 42-9 明光学園高
大体大 23-20 広島メイプルレッズ
三重バイオレットアイリス 24-23 ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング
オムロン 22-19 HC名古屋

 

男子はトヨタ自動車東日本が初めて準決勝進出を果たしました。東日本と琉球コラソンが4強をかけて争った試合は、前半11-11と混戦模様に。後半序盤でコラソンに連打を許し引き離されましたが、7人攻撃も使いながら追い上げて終盤に逆転。その後も勢いは止まらず、最終的に27-22で琉球を下しました。
男子で一番の接戦となったのは、大同特殊鋼-湧永製薬のカード。試合中ついた点差は最大でも3点と終始拮抗した展開となりました。大同は、試合時間残り2分22-21と1点リードの場面で退場者を出したのに加え、湧永に7mTを与えるピンチを迎えますが、ここを乗り切って勝利をつかみました。
残りの2試合は、大崎電気、トヨタ車体と上位陣が勝利しています。

終盤の追い上げに貢献した東日本・吉田

終盤の追い上げに貢献した東日本・吉田

 

 

女子は大体大が快進撃を続けています。広島メイプルレッズと対戦した大体大は、前半14-11とリードを奪い後半へ。広島に追い上げられ一時は一進一退の攻防となりましたが、相手に退場者が出たチャンスを活かし得点を積み上げ、そのままリードを保って準決勝へ駒を進めました。
三重は、男子・東日本に続く初のベスト4入り。ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングとの試合は9-11と前半は相手に先行されたものの、後半は接戦に持ち込み、18-19で迎えた16分からは4連打。この優位を守り24-23で逃げ切りました。
前回女王・北國銀行は圧巻の試合内容で高校生の挑戦を退け、オムロンは前半ビハインドで折り返し、後半も接戦となる苦しい戦いでしたが、最後は地力の差を見せHC名古屋を破っています。

山根の好セーブが三重に流れを呼び込んだ

山根の好セーブが三重に流れを呼び込んだ

 

 

本日はエスフォルタアリーナ八王子から駒沢体育館に会場を移し、男女準決勝4試合が行なわれます。

 

本日の試合は、湧永製薬のYoutubeでライブ配信が予定されています。
試合速報は弊社Twitterから。大会の詳細は日本ハンドボール協会HPの大会ページからご確認ください。


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