2013年12月14日
日本女子代表がセルビアで開催されている世界選手権でベスト16入りを決めました!!
現地時間13日に行なわれた予選リーグ最終戦で32−23とアルジェリアを下し、2勝3敗でB組4位になりました。
試合は序盤こそDFが機能していい立ち上がりを見せた日本ですが、徐々に相手の攻撃に対し、コンタクトがルーズになり、パワーで押し込まれる場面が増えてなかなか突き放せません。逆に退場のスキをつかれ点差を縮められる場面もありました。なんとか前半終盤に連打で16−12と4点リードで折り返します。
しかし、後半になると展開がガラっと変わります。
DFの約束事を再確認すると、相手を圧倒します。DFで守って素早くつないで得点といいリズムが生まれ後半8分までに23−13と一気に抜け出しました。
その後、増田や川村、初代表のGK白石など若手を起用する余裕も見せての勝利となりました。
この試合のMVPは要所での得点がめだった石立選手になりました。
これで予選リーグはすべての試合が終わりました。
日本が所属するB組の順位は以下のとおりです。
【B組順位】
1:ブラジル 5勝
2:セルビア 4勝1敗
3:デンマーク 3勝2敗
4:日本 2勝3敗
5:中国 1勝4敗
6:アルジェリア 6敗
各組上位4チームは15日から始まる決勝トーナメントに進みます。
B組4位で勝ち上がった日本は、現地時間15日にA組1位のフランスと対戦することになりました。
試合終了後に髙橋選手に聞いた時はまだA組1位が決まっていませんでしたが、「DFはよりアグレッシブにいきたい」と話していました。
やはり、予選リーグで敗れはしたもののセルビア、デンマーク、ブラジルと世界のトップを20点台中盤ぐらいに抑えれているのが選手たちにも好印象のようです。
フランスも守備のチーム。5試合でわずか80失点と守備が安定しているので、韓国とモンテネグロとの接戦を制してこれたのかと思います。
世界選手権が24チーム制になった以降、ベスト16の壁を越えることができていない日本。15日に新たな歴史を作れるか。
フランス戦は現地時間15日の18時から、日本時間15日の26時から試合開始です(予定していた時間から変更になりましたので注意してください)。
初代表の白石選手(右)を見つめる東女体大の先輩、藤井選手(現地では一番の人気でした)
ブラジル戦から心機一転、チーム最多タイの6得点を記録した原選手は守備でも活躍
後半のタイムアウトの場面から。少し違う角度から撮ってみました
試合中は熱いセルビアサポーターだが、試合が終わると笑顔になっていました(なぜか会場が煙ぽかった・・・)
同じく熱狂的なブラジルサポーター。なんの衣装かはわかりませんが、10人ぐらい同じ服装していました