2014年3月30日
春の王者が決定!
愛知県で開催されていた第37回全国高校選抜大会(以下、センバツ)の決勝戦が30日に行なわれました。
決勝の結果は以下のとおり。
【男子決勝】
興南 31 (14-11, 17-14) 25 春日丘
※9年ぶり5回目の優勝
【女子決勝】
佼成女 23 (13- 9, 10-11) 20 愛知商
※2年連続2回目の優勝
男子決勝では、初の大舞台に臨んだ春日丘が前日からの勢いを継続して、先手を取ります。先行を許した興南は中盤以降、DFを修正すると徐々に得意の「守って速攻」が炸裂。完全に流れをつかんではいなかった興南ですが、3点リードして折り返した後半出だしに4連打を決めると、ここから一気に加速。春日丘は後半途中に興南・伊舎堂へマン・ツー・マンを仕掛けますが、攻守がかみ合った興南の足を止められず。31−25で興南が9年ぶりに春の王者になりました。
終了ブザーとともにベンチを飛び出す興南セブン
前回大会王者・佼成女と地元の期待を背負った愛知商の対戦となった女子決勝は、開始から5分経過しても両チーム得点なし。ここから徐々にらしさが出て、互いに得点を重ねます。前半終盤に河原畑、初見の3連打を決めた佼成女がわずかにリードして後半へ。試合を優位に運べた佼成女は後半17分までに20−13とさらに差を広げます。大声援を力にした愛知商は終盤に2度の3連打を決めますが、反撃もここまで。佼成女が安定したDFで大会連覇を達成しました。
集中力を切らさずに戦い抜いた佼成女セブン
閉会式では大会優秀選手が発表されました。
【男子最優秀選手】
下地利輝(興南)
【男子優秀選手】
伊舎堂博武(興南)
田里亮稀(興南)
宮國央芽(興南)
佐野利器(春日丘)
今井悠貴(春日丘)
庄山大地(横浜創学館)
福本直也(法政二)
【女子最優秀選手】
斗米菜月(佼成女)
【女子優秀選手】
初見実椰子(佼成女)
河原畑祐子(佼成女)
大沢アビ直美(佼成女)
村松沙耶(愛知商)
丹羽遥(愛知商)
藤亜希子(氷見)
山根楓(四天王寺)
表彰を受ける優秀選手たち
これでセンバツは閉幕。
4月20日発売のスポーツイベント2014年5月号でセンバツの大特集を組みます。
お楽しみに!!
メダルとともに笑顔も輝いた興南セブン