2014年10月1日
アジア大会の女子決勝前日となった9月30日、仁川市内のオリンピックメモリアルセンターで日本が最終調整を行ないました。
アジア大会公式練習場のオリンピックメモリアルセンター
まずは映像をみながら、決勝の相手・韓国の動きや、自分たちの足りないところ、修正しなければならないことを確認。
「練習に入る前にしっかりとミーティングができるところが今のチームの特徴」と栗山監督は話しています。
ミーティング中にメモをとる選手たち
楽しめるゲームを取り入れたウォーミングアップでスタートし、フットワークやパスなどの基本的な練習をじっくりと行ないました。
そして、3対3などの中でサイドが切り込んでくるプレーや、センターポストなど実践的な動きをテンポよく何パターンも練習し、韓国戦へ向けて様々な選択肢を用意。最後はゲーム形式のトレーニングで試合に向けた準備を整えました。
練習時間は2時間半ほどでしたが、かなり充実した最終調整に。
練習中、練習後もそれぞれが足りない部分の動きをお互いに確認したりと、選手自身も戦い方や、やらなければならないことが明確に見えており、「あとはやるだけ」と声を揃えました。
アップは楽しくにぎやかに
大事なポイントを1つひとつ明確に伝える栗山監督
ゲーム形式で最終確認
「韓国は1回の揺さぶりでは崩れないので、基本にプラスしたプレーが必要。今日の練習でよりプレーの選択肢が増えた。私たちにとってアジア大会がゴールでないからこそ、よりよい戦い、よりよい勝ち方にしなくてはならない」と韓国戦を前に意気込みを話してくれた日本の司令塔・石立。
日本のゲームリーダー石立。韓国戦でのゲームメイクに期待がかかる
また、決勝戦は完全アウェイの中で戦わなければなりませんが、「そういうムードにも対応していかないといけない。いかなる状況もプラスにしていこう」という栗山監督の言葉に選手たちは大きくうなずいていました。
いよいよ本日18時、日本は韓国との決勝戦を迎えます。
昨日は女子の7-8位決定戦、5-6位決定戦が行なわれ、7-8位決定戦のタイとインドの戦いは7mTCの末、タイが31-30で勝利し、5-6位決定戦のウズベキスタン-香港戦は体格で勝るウズベキスタンが26-16で快勝しました。
よって5-8位の順位は以下のとおりとなりました。
5位:ウズベキスタン
6位:香港
7位:タイ
8位:インド
詳しい日程や結果などは日本協会ホームページ、または大会ホームページよりご確認ください。
日本協会ホームページ
http://www.handball.jp/games/2014/asian_games/2014asian_games17th.html
大会ホームページ
http://www.incheon2014ag.org/index