2017年11月17日
第42回日本ハンドボールリーグ(JHL)は、11月18日に第12週が行なわれます。
女子が世界選手権のブレイクに入ったため、今週からしばらく男子のみの開催となります。
第11週までに各チーム12、13試合を消化し、全試合の半分を戦ったことになります。首位に立つのは大崎電気。主力の故障離脱を選手層の厚さでカバーし、10勝2敗としています。追う2位のトヨタ車体は、最下位の北陸電力に勝ち星を献上してしまいましたが、粘り強い戦いで8勝3分1敗。3位には初のプレーオフ進出を狙う豊田合成(8勝2分3敗)が続いています。プレーオフ常連の大同特殊鋼は6勝2分5敗と勝ち星が先行しているものの、大崎、湧永製薬に連敗を喫するなど苦しい戦いになっています。
そんな中で迎える第12週では、上位陣が直接対決。首位の大崎は2位・車体をホームに迎え、3位・合成は4位につける湧永とのアウェイゲームになります。
第12週の日程は以下のとおり。
【第12週日程】
・11月18日(土)
宮城・大和町総合体育館
13:00~ トヨタ自動車東日本-琉球コラソン
埼玉・富士見市立市民総合体育館
14:00~ 大崎電気-トヨタ車体
広島・湧永満之記念体育館
14:00~ 湧永製薬-豊田合成
佐賀・神埼中央公園体育館
15:00~ トヨタ紡織九州-北陸電力
今週の試合で注目は、大崎と車体の直接対決。勝ったチームがレギュラーシーズン1位通過に大きく前進する重要な一戦になります。9月に行なわれた第1戦では、後半途中に流れをつかんだ車体が1点差で競り勝ちましたが、5月の全日本社会人選手権、10月の国体では大崎が勝利しています。とくに国体では攻守の歯車がかみあった後半に突き放し、最終的に10点差をつけました。今シーズンの対戦成績は大崎の2勝1敗となっていますが、ポジションごとの戦力を見るとほぼ互角。それだけに、悪い時間帯を早く切り抜けられるかがポイントになるでしょう。
また、大崎・宮﨑が前週までにフィールドゴールを911点まで伸ばし、歴代1位まであと1得点と迫りました。この試合でフィールドシュートを2本決めると新記録となります。試合の行方とともに宮﨑のゴールも見逃せません。
3位の合成と4位の湧永も直接対決を迎えます。ホームで戦う湧永は前週のトヨタ自動車東日本戦を落としているだけに、連敗は避けたいところ。勝利へのカギはやはりDF。相手は4連勝中で攻撃陣が好調なので、その攻撃を中央に入る成田、小賀野を軸にどれだけ抑えられるか。25点前後の攻防で勝機をうかがいます。
このほか、6位・東日本-7位・琉球コラソン、8位・トヨタ紡織九州-9位・北陸電力の対戦もあります。得点は取れるが失点も多い東日本と、失点は少ないが得点も伸び悩んでいる琉球のカードは、どちらが先に持ち味を出せるか。勝点1差で迎える紡織-北電の対戦は、結果次第では北電の最下位脱出も。
試合はJHL公式動画配信サイト『JHL TV』で試合がライブ配信されます。各チームの情報や、今シーズンの詳細日程は、JHL公式ホームページからご確認を。
JHL公式ホームページ:http://www.jhl.handball.jp
JHL公式Twitter:http://twitter.com/jhl_official
JHL TV公式サイト:http://www.jhltv.com