2017年12月1日
第42回日本ハンドボールリーグ(JHL)第14週が12月2、3日に行なわれます。
第13週では豊田合成がトヨタ車体に競り勝ち2位に浮上しました。首位・大崎電気は琉球コラソンに快勝。2位以下に勝点差5をつけ、頭1つ抜け出した印象を受けます。
今週で各チーム16試合を消化し、2巡目の戦いを終えることになります。
台風の影響で中止になっていた琉球-トヨタ紡織九州の一戦が2日に行なわれるため、琉球はホームで2連戦。4位以上が進めるプレーオフ出場のため、ここが正念場に。
また、3位・車体と4位・大同特殊鋼のカードも熱い展開になるでしょう。
12月2、3日に予定されている第14週の試合は以下のとおりです。
【第14週日程】
・12月2日(土)
宮城・大和町総合体育館
13:00~ トヨタ自動車東日本-大崎電気
沖縄・宜野湾市立体育館
14:00~ 琉球コラソン-トヨタ紡織九州
・12月3日(日)
福井・北陸電力福井体育館フレア
11:00~ 北陸電力-湧永製薬
愛知・知立市福祉体育館
13:00~ トヨタ車体-大同特殊鋼
沖縄・宜野湾市立体育館
14:00~ 琉球コラソン-豊田合成
今週、唯一2試合を戦うのが琉球。シーズン途中に棚原を追加登録しましたが、勝点8の7位となかなか浮上のきっかけをつかめません。4位の大同とは勝点を10も離されており、プレーオフ行きのことを考えると、連勝は必須に。韓国代表・朴永吉の加入で風向きが変わってきたトヨタ紡織九州、好調・合成と決して簡単な相手ではありませんが、攻撃陣の奮起があれば勝機も見えてくるはず。ホーム2連戦で移動が少ないという利点も活かせるか。
3位・車体、4位・大同の直接対決は今週の注目カード。
車体はここ3試合で1勝2敗と黒星が先行しています。敗れた大崎戦、合成戦はいずれも1点差と勝ち切れませんでした。チーム状態は決していいとは言えません。
対する大同は一時5位とプレーオフ圏外にいましたが、2連勝で再び4位に浮上しました。平子、杉本の右サイドコンビや、出番を増やしてきたルーキー吉田らで、エース東江の負担を減らすいい流れになっています。
第1戦では、大同が池辺のゴールで追いつき、26-26の同点でした。両チームの現状を考慮すると、大同がやや有利か。ホームで戦う車体にとっては是が非でも「勝ち点2」がほしいところ。この試合も白熱した戦いが見られることでしょう。
首位の大崎は、アウェイのトヨタ自動車東日本戦。第1戦では、相手GKの好セーブに阻まれ、得点を伸ばせず22-24で敗れています。自慢の攻撃陣を封じられた借りを返しに敵地での戦いに臨みます。
5位の湧永製薬はここ4試合を2分2敗と、勝ち星から遠のいています。5試合ぶりの勝利で次週の大崎、大同との連戦につなげていきたいところ。北電は、5月に福井で行なわれた全日本社会人選手権で湧永を破っており、その再現を狙います。
各試合はJHL公式動画配信サイト『JHL TV』で試合がライブ配信されます。各チームの情報や、今シーズンの詳細日程は、JHL公式ホームページからご確認を。
JHL公式ホームページ:http://www.jhl.handball.jp
JHL公式Twitter:http://twitter.com/jhl_official
JHL TV公式サイト:http://www.jhltv.com