2017年12月8日
世界女子選手権が盛り上がる中、12月9、10日に第42回日本ハンドボールリーグ(JHL)第15週が開催されます。
今週は男子8試合が広島、山口、愛媛の中四国地区で行なわれます。各チーム、ハイペースで試合を消化してきたため、そろそろ疲労が気になるところ。厳しいコンディションの中、白星を手にするのはどのチームでしょうか。
今週行なわれる試合は以下のとおりです。
【第15週日程】
・12月9日(土)
広島・中区スポーツセンター
13:00~ トヨタ車体-トヨタ紡織九州
15:00~ 大同特殊鋼-琉球コラソン
山口・下松スポーツ公園体育館
13:30~ 豊田合成-北陸電力
16:00~ 大崎電気-湧永製薬
・12月10日(日)
広島・中区スポーツセンター
13:00~ 北陸電力-トヨタ車体
15:00~ 湧永製薬-大同特殊鋼
愛媛・西条市総合体育館
12:00~ 琉球コラソン-トヨタ紡織九州
14:00~ トヨタ自動車東日本-豊田合成
各チーム残り8試合となりました。最大の焦点は4位までが進出できるプレーオフ争い。現在、勝点26の大崎電気が首位に立ち、勝点3差で豊田合成、トヨタ車体が続いています。4位以下は混戦に。湧永製薬、大同特殊鋼が勝点18で並び対戦間成績で湧永が4位。6位のトヨタ自動車東日本が勝点16、やや離れてトヨタ紡織九州が勝点10で7位となっています。
勝点で並ぶ湧永、大同は、それぞれ2試合を戦います。1試合目に湧永は首位の大崎、大同は琉球コラソンが相手になり、2試合目には直接対決。今後の順位争いの行方を占う大事な一戦になるでしょう。ここまでのリーグ戦では2戦2勝と湧永がリードしています。
現在の状態は、どちらもなかなか波に乗れない印象があります。しかし、ここでライバルを突き放す大きなチャンス。勝ったチームが4位争いを一歩リードできます。大同は東江、湧永は成田とチームの得点源が勝負どころで決められるかがポイントになるでしょう。GKはベテラン志水を擁する湧永がやや有利か。大同は久保(侑)が復調の兆しを見せています。
前週、大同に逆転勝利を収めたトヨタ車体と、4戦負けなし(3勝1分け)のトヨタ紡織九州は、勢いに乗る同士の対戦に。とくに勝ちたいのは紡織の方でしょう。紡織は現在勝点10。4位の湧永製薬を勝点8差で追う状態です。大逆転でのプレーオフ進出にもう負けは許されません。韓国代表コンビにポスト酒井が絡む攻撃で車体DFを崩しにかかります。
第9週から負けなしで2位をキープする合成は、北陸電力、トヨタ自動車東日本との2連戦。連勝で初のプレーオフに王手を掛けられるか。決定率の高い右サイドの出村、ポストの橋本までボールを回せれば合成のペースになるでしょう。
各試合はJHL公式動画配信サイト『JHL TV』で試合がライブ配信されます。各チームの情報や、今シーズンの詳細日程は、JHL公式ホームページからご確認を。
JHL公式ホームページ:http://www.jhl.handball.jp
JHL公式Twitter:http://twitter.com/jhl_official
JHL TV公式サイト:http://www.jhltv.com