2018年2月28日
第42回日本ハンドボールリーグ(JHL)のレギュラーシーズンは、いよいよ残すところあと2週となりました。3月1日から行なわれる第25週は男子4試合、女子6試合の計10試合。ここで男女ともにプレーオフ争いに決着がつく可能性があります。残されたイスは男子1、女子2。激しい順位争いはどんな結末を迎えるでしょうか。
第25週の日程は以下のとおりです。
【第25週日程】
・3月1日(木)
愛知・ブラザー体育館
18:00~ ☆HC名古屋-広島メイプルレッズ
大阪・金岡公園体育館
18:30~ ☆大阪ラヴィッツ-ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング
・3月3日(土)
宮城・若林体育館
13:00~ トヨタ自動車東日本-トヨタ紡織九州
三重・AGF鈴鹿体育館
14:00~ ☆三重バイオレットアイリス-北國銀行
大阪・サンエイワーク 住吉スポーツセンター
14:00~ ☆大阪ラヴィッツ-広島メイプルレッズ
・3月4日(日)
福井・北陸電力福井体育館フレア
13:00~ 北陸電力-大同特殊鋼
愛知・知立市福祉体育館
13:00~ トヨタ車体-湧永製薬
岐阜・飛騨高山ビッグアリーナ
13:00~ ☆飛騨高山ブラックブルズ岐阜-オムロン
沖縄・沖縄県立武道館アリーナ棟
13:00~ ☆ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング-プレステージ・インターナショナル アランマーレ
15:30~ 琉球コラソン-大崎電気
※☆=女子
男子は大同特殊鋼と湧永製薬の4位争いに決着がつくか注目が集まります。
それぞれアウェイゲームになりますが、大同は最下位の北陸電力、湧永は2位のトヨタ車体が対戦相手に。今シーズン、北電に2戦2勝、さらに引き分け以上で4位以内が決まる大同が優位と言っていいでしょう。逆転進出のために勝つしかない湧永は、車体DFを崩せるか。
同時時刻にスローオフするこの2試合。見逃せない戦いになります。
首位の大崎電気は沖縄に乗り込み琉球コラソンと戦います。この試合に勝つと1位通過はほぼ間違いないでしょう。琉球は昨年10月から白星に見放されています。ホーム最終戦でファンに勝利を届けられるか。
トヨタ紡織九州は、ひと足早く今シーズン最終戦となります。アウェイゲームとなりますが、白星で締めくくり、来シーズンにつなげたいところ。
また、得点王争いも佳境に入ってきました。現在、ランキング1位に立つのは、紡織の金東喆(151得点)。それを追うのが大同の東江(144得点)です。両者のタイトル争いにも注目です。
女子は台風の影響で延期されていた昨年10月の2試合が3月1日に行なわれ、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングらは2試合戦うことになります。
大阪ラヴィッツ、プレステージ・インターナショナル アランマーレとの2連戦を迎えるソニーは、ここで連勝を飾れば、プレーオフ行きが決まる重要な一週間になります。活動拠点の鹿児島から大阪に移動し、さらに沖縄へと、厳しい移動スケジュールになりますが、うまく対応できるかがカギになるでしょう。リーグ初参戦のアランマーレはソニー戦が今シーズン最終戦になります。
プレーオフ行きを争う三重バイオレットアイリスとオムロンは、それぞれ北國銀行、飛騨高山ブラックブルズ岐阜と対戦。
今シーズン最後のホーム戦となる三重は、レギュラーシーズン1位を確定させた北國相手にどのような戦いを見せるでしょうか。ホーム戦は7勝2敗とめっぽう強く、ファンの後押しを受けて首位撃破を狙います。
オムロンは岐阜に乗り込んでのゲーム。今シーズンはオムロンが2連勝中していますが、飛騨高山はここ3試合で2勝1敗と調子は悪くありません。オムロンは過去の2戦同様、前半からリードを奪えるかがポイントになるでしょう。飛騨高山にとっては、ロースコアの展開に持ち込むこと、早い段階で差をつけられないことが勝利への糸口になります。
三重が勝ち、オムロンが引き分け以下、または三重が引き分け、オムロンが敗れると三重の4位以内が確定。男女ともに今週でプレーオフに進む4チームが決まる可能性があります。
JHL公式動画配信サイト『JHL TV』でライブ配信されます。各チームの情報や、今シーズンの詳細日程は、JHL公式ホームページからご確認を。
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