2019年11月12日

11月8日から宮城県仙台市を舞台に開催されている男子62回・女子55回全日本学生選手権（全日本インカレ）。11日には男女の準決勝が行なわれました。

女子はまず大体大と東海大が対戦。試合は序盤から堅いDFからの速攻などで6連取した大体大が主導権を握ります。

その後も東海大OFに付け入るスキを与えず、吉留、秋山の速攻、中山や相澤らが確実に得点を奪うセットOFで、後半13分には25－9までリードを広げます。

終盤に意地を見せた東海大は、作田の速攻や渡部のロングなどで粘りましたが、最後は33－19で快勝を収めた大体大が決勝進出を決めました。

大体大は吉留の速攻などで一気に試合の主導権を握った

続いて行なわれた筑波大－東女体大は、終始拮抗した戦いに。取っては取られてを繰り返しながら、どちらも決め手を欠いて試合は終盤に入ります。

残り2分を切って17－17のタイスコアから、左腕エース中村（歩）のロング、左サイド上里のシュートで2連取した筑波大が接戦をモノにしました。

関東女王・東女体大を制し、決勝へ駒を進めた筑波大

この結果、決勝は大体大－筑波大のカードに。大体大が勝利すれば7連覇、筑波大が制すと2008年以来となる11年ぶりの優勝となります。

筑波大はGK榎、秋山、尾辻を中心とした大体大の堅実なDFをいかに崩すことができるか。少しのミスも見逃さず速攻につなげてくる大体大を相手に、OFでのミスをなくしてシュートチャンスを決め切ることができるかが、優勝へのカギとなりそうです。

女子決勝は10:30に試合開始。結果速報は弊社Twitter、Facebookから、ぜひご覧ください！

男女決勝ともに「ジェイネットTV」でのライブ中継が予定されています。

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