2014年12月28日
12月24日から4日間にわたって開催されたJOCジュニアオリンピックカップの最終日、男女の決勝戦が行なわれました。
女子の決勝戦・茨城vs山口は、ともに堅いDFをベースに勝ち上がってきたチーム同士の対戦となりました。
試合は先手をとった茨城が小林、齊藤らの得点で試合を優位に進めていきます。前半には最大で7点差が開きましたが、その点差にも慌てなかった山口がDFから態勢を立て直し、松本を中心に追い上げていきます。後半15分から5連取で20−21と1点差に詰め寄ります。
しかし、山口の怒涛の追撃を落ち着いて振り切った茨城が1点差で逃げ切り、嬉しい初優勝を手にしました。
女子決勝に続いて行なわれた男子の決勝は、何度も練習試合を繰り返し、切磋琢磨しながら成長してきた愛知と岐阜の対戦に。
序盤はスーパーエース・山﨑のロングが冴え渡った岐阜がリードしますが、愛知がGKを変えたところから徐々に流れが変わり、前半16分から愛知が8連取。18−13として前半を折り返します。
後半も引き続き試合をコントロールしていた愛知に対し、岐阜も山﨑やポスト堀らで反撃。試合時間残り40秒で26−27の1点差としましたが、最後のOFで慌てずに清水が28点目を決めた愛知が10年ぶり5度目の栄冠をつかみました。
弊誌では3月号(2月20日発売号)で大会特集を組みます。
お楽しみに!
表彰選手は以下のとおりです。
【オリンピック有望選手】
部井久アダム勇樹 (福岡・多々良中央中)
【最優秀選手】
石黒理久 (愛知・滝ノ水中)
齊藤詩織 (茨城・千代田中)
【優秀選手】
男子
河原脩斗 (広島・広島メイプルレッズジュニア)
藤田龍雅 (東京・東久留米西中)
藤川翔大 (山口・平田中)
朝野翔一朗 (富山・氷見北部中)
橋口博隆 (熊本・松橋中)
堀勝一郎 (岐阜・東山中)
山﨑洸平 (岐阜・ヴァルト岐阜)
女子
中村歩夢 (岩手・矢巾中)
今川真奈 (山梨・山梨南中)
川尻未友樹 (埼玉・潮止中)
三村亜美 (岡山・琴浦中)
金城ありさ (沖縄・港川中)
小林可奈 (茨城・土浦三中)
宝田希緒 (茨城・土浦三中)