2015年1月21日
カタールで開催中の世界男子選手権6日目は、グループラウンド注目の一戦・デンマークvsドイツが行なわれました。
ギリギリの戦いながらポーランド、ロシアと難敵を下して勝点4のドイツと、初戦でアルゼンチンとまさかの引き分けとなったデンマーク。
ドイツは前節で終盤に投入されてチームを救う活躍を見せたGKリヒトラインが先発し、序盤は好セーブを見せます。後半からは正GKのハイネフェッターが登場し、こちらも後半出だしでいいセービングを披露しました。
デンマークは絶対的な守護神のランディンに当たりがなく、後半途中からはグリーンが投入されます。
OFでもバックプレーヤーにM・ハンセン以外に独力で打開できる選手がおらず、いい流れになってもそれを維持できません。
試合は30−30で残り30秒を切った時点でドイツボール。ドイツは時間をかけてあわよくば1点をとって勝ち越し、すでに勝点を1つ落としているデンマークはこれを守り切って最後に1点という思惑が透けて見える中で、ドイツがボールを保持したまま試合終了のホイッスル。
注目の一戦は痛み分け、しかし、他のライバルからすでに2勝しているドイツの方により大きな意味をもたらした勝点1となりました。
この試合の前にあったポーランド−ロシア戦は、接戦を制したポーランドが2勝目。ロシアは2戦連続で1点差負けを喫しました。
またグループCでもフランスとアイスランドが最後までもつれる展開で、26−26の引き分け。アルジェリアに勝利して3連勝のスウェーデンがグループ首位に立っています。
試合結果
グループC
エジプト27−24チェコ
フランス26−26アイスランド
スウェーデン27−19アルジェリア
グループD
アルゼンチン32−20サウジアラビア
ポーランド26−25ロシア
デンマーク30−30
大会7日目の組み合わせなどはこちらから。
ライブ視聴は→http://www.qatar2015live.com/watch-live
終了した試合のダイジェスト映像も観られます。