2015年1月22日
グループAとBの各試合が行なわれた世界男子選手権7日目。グループAでは3戦全勝同士のカタールとスペインが対戦しました。
この試合は、開催国のカタールが優勝候補のスペイン相手にどこまでできるかということに加えて、もう1つの要素が注目を集めました。
それはカタールのV・リベラ監督と、スペインの左サイドを務めるV・リベラJr.との親子対決です。
監督と選手が直接対戦するわけではありませんが、対戦相手として親子が相まみえるのは珍しく、さらにリベラ監督が2013年の世界選手権ではスペインを率いて地元優勝を達成していることもあり、多くの結びつきがある一戦となりました。
前半はとてもタイトな試合に。カタールはGKのストヤノビッチと右バックのマルコビッチのデキがよく、10−8とカタールリードで折り返します。
後半もカタールはスペインと互角に渡り合いますが、粘り強く守り、OFではしっかりとボールを回して全方位からゴールを奪ったスペインが試合時間残り5分を切ったところで25−24と逆転に成功すると、その後のカタールの攻撃を1点におさえ、グループ首位を守りました。
日本の檜﨑&池渕ペアが笛を吹いたベラルーシ−チリ戦は、地力の違いを見せたベラルーシが完勝。スロベニア−ブラジル戦はスロベニアが3点差で制しました。
グループBは、旧ユーゴスラビア対決となったマケドニアとの試合を、後半に逆転したクロアチアが首位を堅持。イランを下したオーストリアが3位を守り、チュニジアがボスニア・ヘルツェゴビナに勝利して4位に浮上しました。
試合結果
グループA
ベラルーシ34−23チリ
スロベニア35−32ブラジル
スペイン28−25カタール
グループB
オーストリア38−26イラン
チュニジア27−24ボスニア・ヘルツェゴビナ
クロアチア29−26マケドニア
大会8日目の組み合わせなどはこちらから。
ライブ視聴は→http://www.qatar2015live.com/watch-live
終了した試合のダイジェスト映像も観られます。