2008年10月8日
10月3日~7日にかけて行われた
「チャレンジ!おおいた国体」が幕を閉じました。
成年男子は地元・大分で大奮闘した宮崎大輔選手らの大崎電気が、準決勝、決勝とタフな試合を勝ち抜き、大会5連覇。
韓国人選手の出場できない大同特殊鋼の愛知やトヨタ紡織九州の佐賀は、厳しい試合を強いられ、あと一歩のところで勝利を逃しました。今後の日本リーグ、全日本総合での巻き返しに期待です。
成年女子は、筑波大を中心とする選抜チームで挑んだ茨城が台風の目となり、準々決勝でオムロンを撃破し、波に乗って準決勝の広島メイプルレッズにも勝利。大学生の選抜チームとしては異例の決勝進出を果たしました。
しかし、対する北國銀行の石川も今シーズン絶好調。準決勝までの接戦もきっちりと勝ち抜く当たりは、今年の強さを象徴しています。
決勝戦はどちらもペースの握りきれない展開が続いたものの、最後は実業団の意地もある石川が押しきり、実業団選手権に続く、栄冠に輝きました。
少年男子は、インターハイ優勝の長崎日大と春センバツ大会3位の瓊浦 がタッグを組む選抜チームで挑んだ長崎が、初戦の大阪戦に苦しんだあとは、大きなピンチもなく、圧倒的な力を見せつけて頂点に立ちました。準優勝には茨城、3位に地元・大分、4位に地力のある熊本という順位。
少年女子は、昨年に引き続き、超高校生級のチームとして注目の的だった洛北の京都が2年連続の高校界3冠を成し遂げました。
夏以降、メンバーの変動もあり、不安材料もあった洛北にとって、この優勝の味は格別ではないでしょうか。
準決勝で粘りのある大分を1点差で下し、昨年と同じく大阪を相手にした決勝戦では、安定感のあるゲーム運びでをみせました。
さすが女王といった戦いです。
昨年は3冠によって全日本総合出場への推薦をうけました。
さて、今年はどうでしょうか。
もし出場となれば、またおもしろい試合を展開してくれそうです。
選手のみなさまがた、お疲れ様でした。