2015年1月26日
大会が11日目に入り、順位決定トーナメントが始まりました。
まずは決勝トーナメント8試合のうち、グループラウンドAとBを勝ち抜いた8チームによる4試合が行なわれました。
スペインvsチュニジア戦以外の3試合が接戦になり、この先も好ゲームが続出しそうな予感を漂わせています。
開催国カタールはオーストリアと対戦。前半最後オーストリアが14−13と逆転して後半に入ったものの、カタールが再逆転。微妙にカタール有利なジャッジもありながら、29−27でカタールが勝利。カタールは初のベスト8、そして、アジア勢としても1997年の韓国(熊本)以来となる8強入りです。
スロベニアとマケドニア。旧ユーゴスラビア勢同士の対戦は、序盤から後半中盤まで競り合いが続き、そこから少しずつリードを広げたスロベニアが残り10分で4点差をつけて優位に立ち、逃げ切りました。
グループラウンドでインパクトを残したブラジルは、決勝トーナメント1回戦でも優勝候補の一角・クロアチアを相手にその力を存分に見せつけました。前半は2点リードで折り返し、後半に逆転を許し、その後、離されそうになりながらも追いつき、最終的に敗れはしたものの、クロアチアをギリギリまで追い詰めました。
スペイン−チュニジアは、出だしの集中力で上回ったスペインが雑なDFがめだったチュニジアを圧倒し、前半6分4−0として試合の主導権を握りました。その後もつねに主導権を握りながら、GKバルガスの好守もあって完勝を収めました。
試合結果
カタール29−27オーストリア
スロベニア30−28マケドニア
クロアチア26−25ブラジル
スペイン28−20チュニジア
大会12日目の組み合わせなどはこちらから。
ライブ視聴は→http://www.qatar2015live.com/watch-live
終了した試合のダイジェスト映像も観られます。