2015年1月28日
世界男子選手権の13日目は下位の順位決定戦・プレジデントカップが行なわれ、ベラルーシを7mTコンテストの末に破ったチェコがカップを獲得しました。
プレジデントカップは、グループラウンドで各組5位になった4チームで争われるもので、グループAのベラルーシとBのボスニア・ヘルツェゴビナ、CのチェコとDのロシアが前日に対戦、勝利したベラルーシとチェコによって決定戦がありました。
ベラルーシはエースのS・ルテンカが本領を発揮、得点だけでなくアシストでもチームを引っ張ります。
チェコは序盤は調子がいまいちながら、GKのシュトーヘルが好セーブを連発。それもあって前半を1点リードで後半へ。
後半中盤にはチェコが一度3点差をつけますが、そこで突き放せずに逆転される場面もあり、試合は残り1分を切って28−28とタイスコア。チェコが最後のOFでステップシュートを放ちますが、ボールがゴールラインを通過する直前に試合終了のブザーがなり、7mTコンテストへ突入します。
先にチェコが1人失敗しますが、その後、シュトーヘルが2度セービングし、4−3でチェコが勝利。
大会全体では17位ですが、プレジデントカップを獲得し、喜びの声を上げました。
今日28日は決勝トーナメント2回戦の4試合が行なわれます。いずれも好試合が予想されますが、準決勝に進むのはどのチームになるでしょうか。
試合結果
23ー24位決定戦
チリ30−28アルジェリア
21ー22位決定戦
イラン26−22サウジアラビア
19ー20位決定戦
ロシア42−28ボスニア・ヘルツェゴビナ
17ー18位決定戦
チェコ32(7mTC・4−3)31ベラルーシ
大会14日目の組み合わせなどはこちらから。
ライブ視聴は→http://www.qatar2015live.com/watch-live
終了した試合のダイジェスト映像も観られます。