2008年8月10日
ついに開幕した北京オリンピック・ハンドボール競技。
ハンドの日本代表は出られないし、他の競技では柔道48kg級のヤワラちゃんこと谷亮子選手が銅メダルに終わったりと、今のところあまり明るい話題はありませんが、このブログではハンドボール競技の結果やニュースなどをアップしていきたいと思います。
まあ、北京オリンピックの公式サイトからも見られるのですが…。こちらは日本語版ということで。
8月9日・女子
フランス 32(13-14、19-7)21 アンゴラ
前半はなんとアンゴラがリードして折り返す展開。
さらに後半10分過ぎまでは接戦が続くも、11分からの4連取で抜け出したフランスが、ようやく本領を発揮して勝負を決めた。
ハンガリー 30(15-14、15-10) スウェーデン
世界最終予選で日本も対戦したハンガリーが、前半6分からトスらの5連取で7-3とリードして主導権を握る。
スウェーデンも前半終了間際にウトコビッチが速攻を決めて1点差まで詰め寄って後半へ。
後半もスウェーデンは必死に食い下がるが、多彩なプレーを見せるギョルビッツを中心としたハンガリーの牙城は崩せず、徐々に離されて試合終了。ハンガリーGKパリンゲルの好守が光った試合だった。
ルーマニア 31(13-10、18-9) カザフスタン
ハンガリーと同じく、世界最終予選で日本と同組だったルーマニアとアジア代表のカザフスタンの一戦。
前半こそカザフスタンは3点差で折り返したが、後半は力の差を見せつけられ、大敗。日本も苦しめられたエース・アジデルスカヤ(10得点)の奮闘がめだつのみとなった。
ロシア 29(16-13、13-16)29 韓国
世界王者ロシアと、アテネ銀メダリスト韓国の激突は、前半3点リードのロシアが後半12分にはその差を9点まで広げる展開。
しかし、ここから韓国が猛チャージ。ムン・ピルヒのゴールを皮切りに、ロシアゴールに殺到していく。中でも、若いキム・オナが、緊迫したこの状況で7mTを6本すべて決める強心臓ぶりを見せた。
9連取で26-26と試合を振り出しに戻した韓国は、再び2点差とされたものの、28分に再度追いつき、引き分けた。
ノルウェー 30(13-12、17-11)23 中国
ロシアと並ぶ優勝候補ノルウェーに、地元の大きな期待を背負う中国が挑んだ。
前半20分までのリー・ユン、リー・ウェイウェイの活躍で試合を優位に進めた中国だったが、終盤逆転に成功したノルウェーがペースを奪い、ラーセン、ハマルセンらのゴールで後半は中国を圧倒した。
ドイツ 24(11-12、13-10)22 ブラジル
動きの悪いドイツに対し、エース・サントスを軸に奮闘したブラジルが1点をリードして後半に向かう。
しかし、後半に入るとドイツが試合を支配しだした。ブラジルはじつに後半開始から14分間無得点に終わり、その間にロプラー、クラウゼらで9連続得点したドイツが逆転。
それでも諦めないブラジルは、そこからナシメント、ピエダーデの得点で追い上げたが、1歩及ばなかった。
なんとか勝ちを拾ったドイツも、昨年の世界選手権得点王・グリットの不調が気がかりだ。
女子A組
1位:ルーマニア
2位:フランス
3位:ノルウェー
4位:中国
5位:アンゴラ
6位:カザフスタン
B組
1位:ハンガリー
2位:ドイツ
3位:ロシア、韓国
5位:ブラジル
6位:スウェーデン